☀️ サニー先生&モヤンと学ぶ

ストーリーでたどる
カウンセリング理論の系譜

相談の技法は、フロイトの精神分析から枝分かれして広がってきました。その道すじを図でたどってみよう。

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ロジャーズとエリスとベック…、誰が何の人だっけ?

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1900年前後 ・ すべての源流

①精神分析からの枝分かれ

🌙 無意識に注目する

「心の奥に、本人も気づいていない動きがあるのでは?」

この時代は…フロイトが無意識という考え方を示し、心を扱う学問が大きく動きました。

だから…共同研究者や弟子たちが、それぞれ独自の理論へ枝分かれしていきます。

🔗 フロイトの流れからは、エリクソン(キャリア理論の系譜「発達論」タブ)も生まれています。アンナ・フロイトに学び、精神分析を生涯発達の理論へ広げました。

1950年代〜 ・ 行動に目を向ける

②行動主義の流れ

🎯 観察できる行動から

「心の中より、実際の行動を変えられないか?」

この時代は…目に見えない無意識ではなく、観察できる行動と学習に注目する立場が広がりました。

だから…のちにバンデューラが「観察して学ぶ」という視点を加え、この流れを発展させます。

🔗 この流れを発展的に乗りこえたのがバンデューラ(キャリア理論の系譜「認知行動論」タブ)です。自己効力感の考えは、クランボルツのキャリア理論の土台になりました。

1950年代〜 ・ 人の可能性を信じる

③人間性心理学の流れ

🌱 本人の力を信じる

「答えは、本人の中にあるのでは?」

この時代は…精神分析と行動主義への対抗として、人が本来持つ成長する力に注目する立場が生まれました。

だから…傾聴を土台にした関わり方は、いまのキャリア相談の基本姿勢そのものになっています。

🔗 この3人は、いずれもロジャーズの流れです。ジェンドリンは共同研究者、カーカフは行動化まで含む折衷モデルへ、國分康孝は日本の教育現場へ橋渡ししました。

🔗 マズローの欲求階層説は、アン・ローの職業選択理論(キャリア側)に取り入れられました。人間性心理学は、カウンセリングとキャリア理論の両方に広がっています。

1960年代〜現代 ・ 考え方に働きかける

④認知行動と、その先

💡 受けとめ方を変える

「出来事そのものより、受けとめ方の問題では?」

この時代は…同じ出来事でも、どう考えるかで苦しさが変わる、という視点が広がりました。

だから…さらに、短期間で解決に焦点を当てるアプローチなど、実践的な技法が増えていきます。

🔗 エリスとベックは認知行動療法の2本柱として並び称されます。アイビイは多くの流派の技法を統合し、日本のカウンセラー教育にも広く採用されています。

🌳 4つの流れをおさらい

「誰が何の人か」より、「どんな問いから生まれた流れか」で見てみよう。

流れ主な理論家キーワード相談のとらえ方
1. 精神分析フロイト・ユング・アドラー無意識・タイプ論本人も気づいていない心の動きに目を向ける
2. 行動主義スキナー・ウォルピ条件づけ・系統的脱感作観察できる行動と学習に働きかける
3. 人間性心理学ロジャーズ・マズロー来談者中心・欲求階層本人が本来持つ成長する力を信じる
4. 認知行動と、その先エリス・ベック・アイビイABC理論・認知療法出来事の受けとめ方に働きかける
モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

「理論家の名前」より「流れ」が見えたら大成功だね!