ラポールとは? ひとことでいうと
相談者とカウンセラーの間にできる、安心できる信頼関係
まずは、ざっくり
「この人になら話してもだいじょうぶ」と思える、心の橋のこと。橋がかかっていないうちに、いきなり大事な話はできません。
身近なたとえ
初めて会うママ友との関係づくりに似ています。最初は天気の話やあいさつから始めて、少しずつ「この人は私の話を笑ったりしない」とわかってくると、本音を話せるようになりますよね。あの安心感がラポールです。
子育て・仕事で考えると
面接試験(ロールプレイ)の最初の数分は、このラポール形成が大きなテーマになります。子育てでも、叱る前に子どもの話を最後まで聴く習慣があると、親子のラポールが保たれます。
ラポールは試験でこう出る
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 「ラポールは面談の最初に一度つくれば終わり」ときたら×。関係は面談全体を通して維持・深化するものだよ。
- システマティック・アプローチの最初のステップ「カウンセリング関係の樹立」とセットで問われるよ。
ラポールの覚え方
フランス語で「橋を架ける」イメージ。相談者との間に架かる信頼の橋=ラポール。橋が架かってはじめて、本音が渡ってくる。
ここで間違えやすい
ラポールは「最初に作って終わり」ではなく、面談の全過程を通じて維持・深化させるもの。「初回面談だけの課題」と書かれていたら疑おう。
ラポールと似た言葉との違い
- リレーション
- ほぼ同じ意味で使われることが多いが、リレーションは関係そのものを広く指し、ラポールは特に信頼と安心を伴う心的なつながりを指すことが多い。
ラポールの1問1答(当サイトオリジナル)
出題範囲(細目)Ⅲ キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 / 2 相談過程において必要な技能 細目との対応表 ▶︎
Q1ラポールの形成は、カウンセリングの最終段階で初めて必要になる。○か×か。
正解は × — ラポールはカウンセリングの初期(関係構築の段階)から重視されます。
Q2相談の技能に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
ラポールはカウンセリングの初期(関係構築の段階)から重視されます。
Q3ラポールとは、カウンセラーと相談者との間に形成される、相互の信頼関係のことである。○か×か。
正解は ○ — カウンセリングの初期段階で、形成が重視されます。
Q4ラポールが形成されると、相談者は、安心して自己開示ができるようになる。○か×か。
正解は ○ — 受容的・共感的な態度や、非言語的なかかわりを通じて築かれます。
Q5ラポールは、言葉による説明だけで築かれるもので、視線や姿勢などの非言語的なかかわりは関係しない。○か×か。
正解は × — 視線・姿勢・うなずきなどの、非言語的なかかわりを通じても築かれます。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「ラポール」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
参考文献・参考サイト
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。
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