TERM 018 🌥️🌥️🌥️
システマティック・アプローチ
しすてまてぃっく・あぷろーち
カウンセリング技法
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「システマティック・アプローチ」ってなあに?
サニー先生
相談を「関係づくり→問題把握→目標設定→方策実行→評価」と順序立てて進める枠組み
図でイメージする
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
料理にレシピがあるように、相談にも進め方の順番があります。まず仲良くなって(関係づくり)、困りごとを整理して、ゴールを決めて、作戦を実行して、うまくいったか振り返る。この順番のことです。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
病院の流れに似ています。受付で安心してもらう→問診で症状を聞く→治療方針を一緒に決める→治療する→経過を見る。いきなり手術(アドバイス)から始めるお医者さんはいませんよね。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
家族の進路相談でも使えます。いきなり「こうしなさい」ではなく、まず話せる関係を作り、何に困っているかを一緒に整理し、目標を本人が決める。論述試験の「今後の展開」を書くときの背骨にもなります。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
システマティック・アプローチは、キャリアカウンセリングを体系的(システマティック)に進めるプロセスモデル。一般に「カウンセリングの開始(関係樹立)→問題の把握→目標の設定→方策の実行→結果の評価→カウンセリングとケースの終了」という段階で整理される。各段階で相談者との合意を取りながら進めることが重視される。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- プロセスの順番(関係樹立→問題把握→目標設定→方策の実行→評価→終了)の並べ替え・穴埋めが定番。
- 「目標設定の前に方策を実行する」ときたら×。目標があってから方策、の順番だよ。
🍙 覚え方のヒント
サニー先生
流れをゴロで「カン・モン・モク・ホウ・ジッ・ヒョウ」=関係樹立→問題把握→目標設定→方策の実行→評価。まず関係、最後に評価、と覚えよう。
⚠️ ここで間違えやすい
段階の順番を入れ替えるひっかけが定番(特に「目標設定より先に方策を実行」は×)。また、國分康孝のコーヒーカップ・モデル(リレーションづくり→問題の把握→処置)との混同にも注意。
似た言葉との違い
モヤン
「コーヒーカップ・モデル」と、なにがちがうの?
- コーヒーカップ・モデル
- コーヒーカップ・モデル(國分康孝)は「リレーション→問題の核心→処理」の3段階のシンプルなモデル。システマティック・アプローチはより細かい段階に分けた枠組み。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
システマティック・アプローチでは、目標の設定よりも先に方策を実行することが望ましいとされる。○か×か。
正解は × — ×。目標を相談者と合意してから方策を実行します。順番の入れ替え問題に注意。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「システマティック・アプローチ」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
コーヒーカップ・モデル 面接の流れを「リレーションづくり→問題の核心をつかむ→処理する」の3段階で表したモデル →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。