🗺️ 図解ライブラリ

理論と技法を「絵」で覚えるコーナー。まずは2つの動的フローチャートで全体の流れをつかんで、それから各図解へどうぞ。

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

文字だけだと、頭の中でごちゃごちゃになっちゃう…

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

そんなときは絵の出番。「どの場面の話か」が見えると、ぜんぶつながるよ。

① キャリア形成の流れとキャリアコンサルティング

人がキャリアをつくっていく6つのステップ。キャリアコンサルタントは、このすべてのステップに伴走します。学科でも実技でも土台になる、いちばん大事な地図だよ。

興味・能力・価値観、そして自分をとりまく環境を理解するステップ。検査(アセスメント)や振り返りを通じて「自分はどんな人か」を言葉にしていきます。

☀️ ぜんぶはここから始まるよ。「わたしの紹介カード(自己概念)」を一緒に書き出していこうね。

👆 ステップをタップすると説明が変わるよ

② カウンセリングのプロセス

1回1回の相談が進む流れ(システマティック・アプローチ)。①の大きな流れの中で、この6段階がくり返されるイメージです。

カウンセリング関係の樹立。あたたかい雰囲気づくり、場面設定(時間・役割・守秘義務の説明と同意)、ラポールの形成から始まります。

☀️ 最初のお約束(場面構成)が、安心して話せる土台。ここを丁寧に、だよ。

👆 ステップをタップすると説明が変わるよ

キャリアコンサルティングの相談過程 ① 自己理解の支援 興味・能力・価値観を知る ② 仕事理解の支援 職業・労働市場を知る ③ 自己啓発の支援 体験して確かめる ④ 意思決定の支援 目標と計画を決める ⑤ 方策の実行の支援 応募・訓練など行動する ⑥ 適応の支援 新しい仕事に定着する 土台: カウンセリング技能(関係構築・傾聴・場面設定) — すべてのフェーズを支える
相談過程の全体地図 — ①〜⑥のどの場面の話かを意識すると、技法が整理できる 出典: キャリアコンサルティングの体系的な支援過程を基に当サイト作成(イメージ図)

自己理解の支援に効く図解

「自分を知る」を助ける理論たち。

わたしの紹介カード 🌟 得意なこと 💛 大切にしたいこと 🌧️ 苦手なこと …経験すると書き換わる
自己概念=心の中にある「自分の紹介カード」 出典: スーパー(D. E. Super)の自己概念の考え方を基に当サイト作成(イメージ図)
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自分は知っている自分は知らない 他人は知っている 他人は知らない 開放の窓みんな知ってる私 盲点の窓自分だけ気づいてない 秘密の窓自分だけが知ってる 未知の窓まだ誰も知らない
自己開示とフィードバックで「開放の窓」を広げていく 出典: ルフト&インガム(Luft & Ingham)のジョハリの窓を基に当サイト作成(イメージ図)
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不一致(なやみが大きい) 自己概念 (こう思いたい) 経験 (実際の体験) 重なりが小さい=苦しい 一致(こころが健康) 自己概念 ≒ 経験 重なりが大きい=自己一致 カウンセリングは、この重なりを広げるお手伝い(ロジャーズ)
自己概念と経験のズレが大きいほど不適応に。重なりを広げるのが援助の方向 出典: ロジャーズ(C. R. Rogers)の自己理論を基に当サイト作成(イメージ図)
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自分特性を知る 仕事条件を知る 合理的な推論 「丸い釘は丸い穴に」 自分を知る × 仕事を知る × 2つを結ぶ
自己理解と職業理解をつなぐマッチングの考え方 出典: パーソンズ(F. Parsons)の特性因子理論を基に当サイト作成(イメージ図)
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専門・職能全般管理 自律・独立保障・安定 起業家的創造性奉仕・社会貢献 純粋な挑戦生活様式 ゆずれない8つの「いかり」
船のいかりのように、自分を流されにくくする8つの軸 出典: シャイン(E. H. Schein)の8つのキャリア・アンカーを基に当サイト作成(イメージ図)
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① 成功体験 ② 人のまね(代理的経験) ③ 励まし(言語的説得) ④ 体調・気分 できそう メーター = 自己効力感
4つの情報源が「できそうメーター」を上げ下げする 出典: バンデューラ(A. Bandura)の自己効力感の4つの情報源を基に当サイト作成(イメージ図)
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仕事理解・意思決定・転機の図解

「選ぶ・決める・乗り越える」を助ける理論たち。

R 現実的 I 研究的 A 芸術的 S 社会的 E 企業的 C 慣習的 人も環境も 同じ6タイプで考える
隣り合うタイプほど近い(一貫性)。人と環境の一致を見る 出典: ホランド(J. L. Holland)のRIASEC 6角形モデルを基に当サイト作成(イメージ図)
予測システム どうなりそう? 結果を予想 価値システム どれが大事? 望ましさを評価 決定システム 基準に照らして 選ぶ 探索的決定をくり返して → 最終的決定へ 後年は「肯定的不確実性」へ発展(前期・後期の対比が試験に出るよ)
予測→価値→決定の3システムをくり返しながら、少しずつ決めていく 出典: ジェラット(H. B. Gelatt)の意思決定モデルを基に当サイト作成(イメージ図)
連続的意思決定プロセス(ジェラット)のページへ →
🌧️ 転機がきたら、4つのSで点検 ☂️ Situation(状況)何が起きてる? Self(自分)自分の強み・経験は? Support(支え)頼れる人・制度は? Strategies(戦略)どう乗り切る? 点検できたら、雨はやがて 🌈 に
転機を乗り切るための4つの資源(4S) 出典: シュロスバーグ(N. K. Schlossberg)の4Sを基に当サイト作成(イメージ図)
転機(トランジション)のページへ →
終焉 なにかが終わる 手放す・お別れ 中立圏 どっちつかずの モヤモヤ期間 開始 新しいことが 始まる 転機は「終わり」から始まる(ブリッジス) 順番の入れ替えひっかけに注意! 終焉→中立圏→開始 モヤモヤの中立圏は、次の一歩を育てる大切な時間
終焉 → 中立圏(ニュートラルゾーン) → 開始。転機は「終わり」から始まる 出典: ブリッジス(W. Bridges)のトランジション理論を基に当サイト作成(イメージ図)
トランジション理論(ブリッジス)のページへ →
キャリア 適応力 関心 Concern 統制 Control 好奇心 Curiosity 自信 Confidence
変化に適応する力を支える4つのC 出典: サビカス(M. L. Savickas)のキャリア・アダプタビリティ4次元を基に当サイト作成(イメージ図)
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カウンセリング理論・技法の図解

面接を支える理論と技法。人名とセットで覚えよう。

① 関係をつくる ② 問題をつかむ ③ 目標を決める ④ 方策を実行する ⑤ 結果を評価する ⑥ ケースの終了
相談を進める6つのステップ。土台は①の関係づくり 出典: システマティック・アプローチの一般的な段階整理を基に当サイト作成(イメージ図)
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① リレーションをつくる ② 問題の核心をつかむ ③ 問題を解決する カップの断面のように、上から順に深めていく
面接の流れをコーヒーカップの断面にたとえたモデル 出典: 國分康孝のコーヒーカップ・モデルを基に当サイト作成(イメージ図)
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統合 積極技法 基本的傾聴の連鎖 かかわり行動(視線・身体言語・声・言語的追跡)
土台は「かかわり行動」。積み上げ式の技法の階層 出典: アイビイ(A. E. Ivey)のマイクロカウンセリング技法階層を基に当サイト作成(イメージ図)
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A出来事 B受け取り方(信念) C感情・結果 気持ちを決めるのは出来事(A)ではなく 受け取り方(B) 非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)に 気づいて反論(D)すると、効果(E)が生まれる
A(出来事)→B(信念)→C(結果)。Bを見直すのが論理療法 出典: エリス(A. Ellis)の論理療法(ABC理論)を基に当サイト作成(イメージ図)
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出来事 あいさつを返して もらえなかった 自動思考 「嫌われた!」 瞬間的に浮かぶ 考えのクセ 気持ち 落ちこむ 出来事そのものではなく「自動思考」が気持ちをつくる 自動思考に気づき、現実的な考えに整えるのが認知療法(ベック) エリス(論理療法)との人名入れ替えに注意!
気持ちをつくるのは出来事ではなく「自動思考」。ベックの認知療法の基本図 出典: ベック(A. T. Beck)の認知療法の考え方を基に当サイト作成(イメージ図)
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系統的脱感作: 不安の階段を1段ずつ 電話で話す 1対1で話す 会議で発言 大勢の前で発表 弱い不安 強い不安 各段でリラックス法とセット→不安を少しずつ消していく(ウォルピ)
リラックスと組み合わせ、弱い不安から段階的に慣らす(学習理論に基づく行動療法) 出典: ウォルピ(J. Wolpe)の系統的脱感作の考え方を基に当サイト作成(イメージ図)
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攻撃的 自分 ◎ 相手 × 言い負かす 非主張的 自分 × 相手 ◎ がまんする アサーティブ 自分 ◎ 相手 ◎ 率直+尊重 アサーション=自分も相手も大切にする自己表現 「必ず意見を通す技術」ではない点に注意
アサーション=「自分も◎、相手も◎」の伝え方。3タイプの分類問題が定番 出典: アサーション・トレーニング(ウォルピらの主張訓練を起源)の考え方を基に当サイト作成
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意識 気づいている 前意識 思い出せる 無意識 気づけない・大部分 超自我 (こうすべき) 自我 (調整役) エス(イド) (〜したい) 水面下が無意識
心は氷山。見えている意識はほんの一部で、水面下の無意識が行動に影響する 出典: フロイト(S. Freud)の局所論・構造論を基に当サイト作成(イメージ図)
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代表的な防衛機制と例 抑圧 つらい記憶にフタ 合理化 すっぱいブドウ 投影 自分の感情を相手に 同一視 憧れの人に重ねる 退行 赤ちゃんがえり 昇華 スポーツや創作で発散 どれも「不安から自我を守る」心の自動ガード(フロイト) 昇華は社会的に認められる形 — 試験でよく出るよ
防衛機制=不安から自我を守る自動ガード。名前と例のマッチングが試験頻出 出典: 精神分析(S. フロイト、A. フロイト)の防衛機制論を基に当サイト作成(イメージ図)
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5つの自我状態(エゴグラムのもと) P: 親の心 CP きびしい親(〜すべき) NP やさしい親(大丈夫?) A: 大人の心 冷静・事実で判断 C: 子どもの心 FC 自由な子(わーい!) AC 順応する子(いい子に) バーンの交流分析(TA)。やりとり(ストローク)や人生脚本も分析する エゴグラム(デュセイ)はこの5つの強さをグラフにした検査
人の心の中には「親・大人・子ども」の5つの状態がある(バーンの交流分析) 出典: バーン(E. Berne)の交流分析を基に当サイト作成(イメージ図)
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発達・人生の視点の図解

人生全体を見わたす理論たち。

子ども・学生・余暇人 市民・労働者・家庭人 役割の虹 誕生 人生の時間
人生の役割を虹の帯にたとえた図。帯の太さは時期によって変わる 出典: スーパーのライフ・キャリア・レインボーの考え方を基に当サイト作成(イメージ図)
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乳児期幼児前期幼児後期児童期青年期成人前期成人期老年期 青年期の課題「アイデンティティの確立」が特に頻出
生涯を8段階でとらえ、各段階に発達課題がある 出典: エリクソン(E. H. Erikson)の心理社会的発達理論を基に当サイト作成(イメージ図)
🌸 春児童期・青年期 ☀️ 夏成人前期 🍁 秋中年期 ☃️ 冬老年期 人生は四季のように移りかわる 季節の変わり目 = 過渡期(トランジション) 特に約40〜45歳の「人生半ばの過渡期」が重要
安定期と過渡期が交互にやってくる「人生の四季」 出典: レビンソン(D. J. Levinson)のライフサイクル論を基に当サイト作成(イメージ図)

🌱 図解はこれからも増えていくよ(ライフラインチャート、ユングの人生の正午、World-of-Work Mapなどを準備中)。「この理論の図がほしい!」があったら教えてね。