TERM 034 🌥️🌥️
防衛機制
ぼうえいきせい
カウンセリング理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「防衛機制」ってなあに?
サニー先生
心が傷つきそうなとき、無意識に自分を守ろうとする心の働き(フロイトの精神分析)
図でイメージする
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
取れなかったぶどうを「どうせすっぱいよ」と言うキツネのお話、知っていますか?あれは心が傷つかないように理由をつけて守っているんです。人の心にも、こういう「自動の盾」がいくつもあります。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
スマホの保護フィルムのようなもの。心が割れないように無意識に貼られる盾です。ただし盾に頼りすぎると、本当の気持ちが見えなくなることもあります。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
「私は怒ってない!(と怒りながら言う)」は抑圧や否認のサイン。名前を知っていると、自分や家族の心の動きを一歩引いて見られるようになります。学科では種類と例の対応が頻出です。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
防衛機制とは、フロイト(Freud, S.)の精神分析理論における概念で、不安や葛藤から自我を守るために無意識に働く心理的メカニズムのこと。代表的なものに、抑圧(不快な感情を意識から締め出す)、合理化(もっともらしい理由づけ:すっぱいぶどう)、投影(自分の感情を相手のものとみなす)、同一視(相手の特徴を取り入れる)、昇華(社会的に認められる形で発散する)、退行(前の発達段階に戻る)、反動形成(本心と逆の行動をとる)などがある。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 代表的な防衛機制(抑圧・合理化・投影・同一視・昇華・退行など)の名前と例文のマッチング問題が定番。
- 「昇華=社会的に認められる形で発散(スポーツに打ち込むなど)」は良い出題例。フロイト(精神分析)の概念だよ。
似た言葉との違い
モヤン
「コーピング」と、なにがちがうの?
- コーピング
- 防衛機制は「無意識」に働く心の防御。コーピングは「意識的」に行うストレス対処。無意識か意識的かで区別する。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
防衛機制のうち、満たされない欲求をスポーツや芸術など社会的に認められる活動で発散することを「昇華」という。○か×か。
正解は ○ — ○。昇華は防衛機制の中でも適応的なものとされます。種類と具体例の対応で覚えましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「防衛機制」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
コーピング(ストレス対処) ストレスに意識的に対処する方法。問題そのものを変える型と、気持ちを整える型がある →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。