TERM 038 🌥️🌥️
交流分析(バーン・エゴグラム)
こうりゅうぶんせき
カウンセリング理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「交流分析(バーン・エゴグラム)」ってなあに?
サニー先生
心の中の「親・大人・子ども」の3人を手がかりに、人とのやりとりのクセを見直す理論
図でイメージする
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
人の心の中には「お説教したりお世話したりする親の自分」「冷静に考える大人の自分」「自由にはしゃぐ子どもの自分」がいると考えます。どの自分がよく出てくるかで、人づきあいのクセが見えてきます。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
心の中の3人家族の会議です。いつも「親の自分」ばかり発言していると小言が多くなり、「子どもの自分」ばかりだとわがままに。バランスを見るグラフがエゴグラムです。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
つい子どもに小言を言いすぎるのは、心の中の「批判的な親(CP)」が働きすぎのサインかもしれません。エゴグラムをとると自分の傾向が見えて、声かけを変えるヒントになります。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
交流分析(TA:Transactional Analysis)は、バーン(Berne, E.)が創始した理論。人の自我状態を親(P:さらにCP批判的/NP養育的)・大人(A)・子ども(C:さらにFC自由/AC順応)に分け、構造分析、やりとり分析(交流パターン分析)、ゲーム分析、脚本分析などを行う。自我状態のエネルギー配分をグラフ化したものがエゴグラムで、デュセイ(Dusay, J.)が考案した。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- バーンの交流分析。「5つの自我状態(CP・NP・A・FC・AC)」「ストローク」「ゲーム分析」「脚本分析」がキーワード。
- エゴグラム(デュセイ)は交流分析をもとにした性格検査。検査名との対応も出るよ。
似た言葉との違い
モヤン
「エゴグラム」と、なにがちがうの?
- エゴグラム
- 交流分析は理論の全体(バーン)。エゴグラムはその自我状態を測ってグラフにする道具(デュセイ)。理論と道具の関係。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
エゴグラムを考案したのは、交流分析の創始者バーンである。○か×か。
正解は × — ×。エゴグラムはバーンの弟子のデュセイが考案。創始者と考案者の入れ替えに注意。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「交流分析(バーン・エゴグラム)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
防衛機制 心が傷つきそうなとき、無意識に自分を守ろうとする心の働き(フロイトの精神分析) →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。