TERM 145 🌥️🌥️🌥️ 過去6回で2回出題

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)

こころのふちょうのきそちしき

制度・支援

更新日: 2026年10月2日

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)とは? ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

キャリア相談で出会うことの多い、こころの不調についての基本的な知識

まずは、ざっくり

こころも、体と同じように調子をくずすことがあります。眠れない、食べられない、ずっと気分が沈む——そんなサインが続くときは、根性ではなく、お医者さんの助けが必要です。キャリアの相談員も、サインに気づいて専門家につなぐ役割があります。

身近なたとえ

こころの不調は「電池切れ」に近いもの。気合いで走り続けるほど電池は減ります。必要なのは充電(休養)と充電器の点検(医療)で、キャリアコンサルタントは「充電スポットへの案内係」です。

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)の意味(試験で必要な正式な説明)

うつ病は、抑うつ気分や興味・喜びの喪失が2週間以上続き、睡眠障害・食欲低下・自責感などを伴う精神疾患。適応障害は、特定のストレス因(異動・転職等)への反応として情緒面・行動面の症状が生じるもので、ストレス因から離れると改善しやすい点が特徴とされる。キャリアコンサルタントは診断や治療を行わず、不調のサイン(遅刻・欠勤の増加、集中力低下等)に気づいたら、産業医・医療機関等の専門家へのリファーを行うことが役割の限界として問われる。

試験で問われたポイント(2026年10月2日追記)
  • 統合失調症:こころや考えがまとまりづらくなる病気。陽性症状(幻覚・妄想など)と陰性症状(意欲の低下など)がある
  • 双極性障害:躁状態とうつ状態をくり返す病気。統合失調症との入れ替えに注意(第32回で出題)
  • 強迫性障害:不合理だとわかっていても考えが頭から離れず(強迫観念)、確認などをくり返してしまう(強迫行為)
  • × 「パニック障害のある人は、次々と周囲のものに関心を持ち、エネルギッシュにさまざまなことに取り組むことが多い。」(第30回で不適切とされた記述)
    ○ エネルギーが増して通常を超えた行動に走るのは、パニック障害ではなく、気分障害の躁状態の説明です。

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)は試験でこう出る

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • うつ病=2週間以上続く抑うつ等/適応障害=ストレス因から離れると改善しやすい
  • キャリコンは診断・治療をしない。気づいてリファーが役割(役割の限界)
  • 不調のサイン(遅刻・欠勤増、ミス増、身だしなみの変化)への気づきが問われる

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)と似た言葉との違い

ひと目でくらべる

ことばひとことでいうと
こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)このページキャリア相談で出会うことの多い、こころの不調についての基本的な知識
リファー自分の専門や力量を超える相談を、適切な専門家・専門機関へ紹介してつなぐこと
リファー
こころの不調が疑われる相談者への対応は「自分で抱え込まずリファー」が原則。キャリアコンサルタントの役割の限界とセットで出題される。

こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)の1問1答(当サイトオリジナル)

出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 8 メンタルヘルスの知識 細目との対応表

Q1統合失調症には、幻覚や妄想など健康なときにはなかった状態が現れる陽性症状と、意欲の低下など健康なときにあったものが失われる陰性症状がある。○か×か。

Q2陽性症状と陰性症状があり、こころや考えがまとまりづらくなる病気は、双極性障害である。○か×か。

Q3強迫性障害は、自分でも不合理だとわかっていても、ある考えが頭から離れず、同じ確認などをくり返してしまう状態である。○か×か。

Q4パニック障害のある人は、次々と周囲のものに関心を持ち、エネルギッシュにさまざまなことに取り組むことが多い。○か×か。

Q5キャリアコンサルタントは、相談者にうつ病が疑われる場合、自らの判断で診断名を伝え、助言によって治療的な関わりを行うべきである。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「こころの不調の基礎知識(うつ病・適応障害)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

リファー 自分の専門や力量を超える相談を、適切な専門家・専門機関へ紹介してつなぐこと

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。

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