TERM 087 🌥️🌥️

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)

ろうどうしさくそうごうすいしんほう

制度・支援

更新日: 2026年10月2日

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)とは? ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律

まずは、ざっくり

職場のいじめ(パワハラ)を防ぐためのルールを決めた法律です。会社は、相談窓口をつくるなどの対策を必ずしなければいけません。「パワハラ防止法」と呼ばれることが多いです。

身近なたとえ

学校の「いじめ防止のきまり」の会社版。先生(会社)には、相談できる場所を用意して、いじめが起きたらきちんと対応する義務があります。

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の意味(試験で必要な正式な説明)

労働施策総合推進法は、職場におけるパワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置(方針の明確化、相談体制の整備、事後の迅速適切な対応など)を全企業に義務づけている。パワハラは①優越的な関係を背景とした言動、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの、③労働者の就業環境が害されるもの、の3要素をすべて満たすものと定義される(代表的な6類型もある)。セクハラ・マタハラ対策(男女雇用機会均等法・育児介護休業法)と、根拠法の違いを整理しておくこと。

最近の動き(2026年10月2日確認)2026年10月1日から、カスタマーハラスメント(カスハラ)を防止するための雇用管理上の措置が、すべての事業主に義務づけられた(2025年6月の法改正)。職場におけるカスハラは、①顧客等の言動であって、②社会通念上許容される範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるもの、の3つをすべて満たすものとされる。第33回試験(2026年11月)の法令基準日は2026年4月1日なので、これは基準日より後の動きです。時事として知っておきましょう。 出典: 厚生労働省「主な制度変更(令和8年10月)」、厚生労働省「職場におけるハラスメントの防止のために」

試験で問われたポイント(2026年10月2日追記)
  • 懲戒規定にもとづいて処分を受けた労働者に、通常の業務に戻す前に、一時的に別室で必要な研修を受けさせることは、パワーハラスメントに該当しないと考えられる。

モヤンたくさんあるね……。まず、どれを覚えたらいい?

サニー先生労働施策総合推進法は、ひとことで言うと「職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律」。まずは、ここだけ持ち帰ろう。

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)は試験でこう出る

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 「パワハラ=労働施策総合推進法」「セクハラ・マタハラ=均等法(+育介法)」の法律対応が最大のポイント。
  • パワハラの3要素(優越的関係・業務上必要な範囲を超える・就業環境を害する)の穴埋めも出るよ。

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)と似た言葉との違い

ひと目でくらべる

ことばひとことでいうと
労働施策総合推進法(パワハラ防止法)このページ職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律
男女雇用機会均等法採用や昇進で性別によって差別することを禁じ、ハラスメント対策を義務づける法律
男女雇用機会均等法
パワハラ対策=労働施策総合推進法、セクハラ・マタハラ対策=男女雇用機会均等法(マタハラは育介法も)。「どのハラスメントがどの法律か」の対応が試験の定番。

労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の1問1答(当サイトオリジナル)

出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 6 労働政策・労働関係法令・社会保障制度の知識 細目との対応表

Q1懲戒規定にもとづいて処分を受けた労働者に、通常の業務に戻す前に、一時的に別室で必要な研修を受けさせることは、パワーハラスメントに該当しないと考えられる。○か×か。

Q2職場のパワーハラスメント防止措置は、男女雇用機会均等法によって事業主に義務づけられている。○か×か。

Q3職場のハラスメント対策(2026年10月時点)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

Q4パワーハラスメントは、優越的な関係を背景とした言動、業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの、就業環境が害されるものの、3要素のいずれか1つを満たせば該当する。○か×か。

Q5パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置は、全企業に義務づけられている。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

男女雇用機会均等法 採用や昇進で性別によって差別することを禁じ、ハラスメント対策を義務づける法律

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。

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