労働施策総合推進法(パワハラ防止法)とは? ひとことでいうと
ねえサニー先生、「労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」ってなあに?
職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律
まずは、ざっくり
職場のいじめ(パワハラ)を防ぐためのルールを決めた法律です。会社は、相談窓口をつくるなどの対策を必ずしなければいけません。「パワハラ防止法」と呼ばれることが多いです。
身近なたとえ
学校の「いじめ防止のきまり」の会社版。先生(会社)には、相談できる場所を用意して、いじめが起きたらきちんと対応する義務があります。

モヤンたくさんあるね……。まず、どれを覚えたらいい?

サニー先生労働施策総合推進法は、ひとことで言うと「職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律」。まずは、ここだけ持ち帰ろう。
労働施策総合推進法(パワハラ防止法)は試験でこう出る
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 「パワハラ=労働施策総合推進法」「セクハラ・マタハラ=均等法(+育介法)」の法律対応が最大のポイント。
- パワハラの3要素(優越的関係・業務上必要な範囲を超える・就業環境を害する)の穴埋めも出るよ。
労働施策総合推進法(パワハラ防止法)と似た言葉との違い
ひと目でくらべる
| ことば | ひとことでいうと |
| 労働施策総合推進法(パワハラ防止法)このページ | 職場のパワーハラスメント対策を、すべての会社に義務づけた法律 |
| 男女雇用機会均等法 | 採用や昇進で性別によって差別することを禁じ、ハラスメント対策を義務づける法律 |
- 男女雇用機会均等法
- パワハラ対策=労働施策総合推進法、セクハラ・マタハラ対策=男女雇用機会均等法(マタハラは育介法も)。「どのハラスメントがどの法律か」の対応が試験の定番。
労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の1問1答(当サイトオリジナル)
出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 6 労働政策・労働関係法令・社会保障制度の知識 細目との対応表 ▶︎
Q1懲戒規定にもとづいて処分を受けた労働者に、通常の業務に戻す前に、一時的に別室で必要な研修を受けさせることは、パワーハラスメントに該当しないと考えられる。○か×か。
正解は ○ — 2級技能検定(第36回)で出題されました。
Q2職場のパワーハラスメント防止措置は、男女雇用機会均等法によって事業主に義務づけられている。○か×か。
正解は × — パワハラは労働施策総合推進法。均等法はセクハラ・マタハラです。法律名の入れ替えは超定番ひっかけ。
Q3職場のハラスメント対策(2026年10月時点)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
求職者等に対するセクハラ防止措置も、2026年10月1日から義務になりました(改正男女雇用機会均等法)。カスハラ対策は労働施策総合推進法の改正によるものです。(第33回試験の法令基準日は2026年4月1日。これは基準日より後の動きなので、時事として押さえましょう)
Q4パワーハラスメントは、優越的な関係を背景とした言動、業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの、就業環境が害されるものの、3要素のいずれか1つを満たせば該当する。○か×か。
正解は × — 3要素を、すべて満たすものと定義されます。
Q5パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置は、全企業に義務づけられている。○か×か。
正解は ○ — 方針の明確化、相談体制の整備、事後の迅速適切な対応などが求められます。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
参考文献・参考サイト
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。
試験対策マップにもどる ▶︎
まだ養成講習を受けていない方へ:相談の実務経験がない場合、受験には養成講習の修了が必要です。 独学で取れる?受験資格の3ルート ▶︎