TERM 149 🌥️🌥️
動機づけ面接
どうきづけめんせつ
カウンセリング技法
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「動機づけ面接」ってなあに?
サニー先生
「変わりたい、でも変わりたくない」という迷いに寄り添い、本人の中の変わる力を引き出す面接法
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
「勉強しなきゃ、でもゲームしたい」みたいに、人の心には両方の気持ちが同居しています。「勉強しなさい!」と説得するほどやる気は下がるもの。本人の口から「やってみようかな」という言葉が出てくるのを、上手に手伝う方法です。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
押しても開かないドアを、引いて開けるイメージ。説得(押す)ではなく、本人の「変わりたい」のつぶやき(チェンジトーク)を見つけて育てます。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
動機づけ面接(MI)は、ミラーとロルニックが開発した、変化への両価性(アンビバレンス)に焦点を当てる協働的な面接スタイル。相手を説得・直面化するのではなく、開かれた質問・是認・聞き返し・要約(OARS)を用いて、本人の変化に向かう発言(チェンジトーク)を引き出し強化する。禁煙支援や保健指導で発展し、キャリア支援でも行動変容(転職活動の開始、学び直し等)への迷いを扱う場面で活用される。「間違い指摘反射(正したい衝動)を抑える」ことが援助者の基本姿勢として問われる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 両価性(アンビバレンス)に寄り添う。説得・直面化はしない
- OARS(開かれた質問・是認・聞き返し・要約)とチェンジトーク
- 開発者はミラーとロルニック。人名も問われる
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
動機づけ面接では、相談者の誤った考えを直面化によって積極的に正すことで、行動変容への動機を高める。○か×か。
正解は × — ×。説得や直面化はむしろ抵抗を強めると考えます。OARSでチェンジトークを引き出すのが基本。「正したい衝動を抑える」がキーワードです。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「動機づけ面接」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
傾聴 相手の話を、評価やアドバイスをはさまずに心をこめて聴くこと →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。