TERM 044 🌥️🌥️
コーピング(ストレス対処)
こーぴんぐ
カウンセリング理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「コーピング(ストレス対処)」ってなあに?
サニー先生
ストレスに意識的に対処する方法。問題そのものを変える型と、気持ちを整える型がある
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
テストが心配なとき、「勉強する(問題を解決する)」のも、「深呼吸して落ち着く(気持ちを整える)」のも、どちらも立派な対処法。ストレスへの対処のことをコーピングといいます。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
部屋が暑いとき、「エアコンをつける(問題焦点型)」ことも、「かき氷を食べて気分を変える(情動焦点型)」こともできます。状況に合わせて使い分けるのが上手なコーピングです。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
変えられること(仕事量の相談)には問題焦点型、変えられないこと(天気・他人の機嫌)には情動焦点型が合う、という使い分けは日常でもすぐ役立ちます。企業のメンタルヘルス分野でも頻出です。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
コーピング(coping)とは、ラザルス(Lazarus, R. S.)とフォルクマンのストレス理論における、ストレッサーへの意識的な対処のこと。ストレッサーそのものに働きかける問題焦点型コーピングと、それによって生じる感情を調整する情動焦点型コーピングに大別される。同理論では、出来事がストレスになるかは認知的評価(一次的評価:脅威かどうか、二次的評価:対処できるか)によって決まるとされる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 問題焦点型(原因に働きかける)と情動焦点型(気持ちを整える)の2分類の見分け問題が定番。例文がどちらかを判定させられるよ。
- ラザルスの「認知的評価(一次評価・二次評価)」とセットで出ることも多いよ。
似た言葉との違い
モヤン
「防衛機制」と、なにがちがうの?
- 防衛機制
- 防衛機制は無意識の自動的な防御、コーピングは意識的な対処。「無意識か意識的か」が試験での見分けポイント。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
ストレッサーそのものの解決に働きかける対処は「情動焦点型コーピング」と呼ばれる。○か×か。
正解は × — ×。問題そのものへの働きかけは「問題焦点型」。感情の調整が「情動焦点型」です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「コーピング(ストレス対処)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
防衛機制 心が傷つきそうなとき、無意識に自分を守ろうとする心の働き(フロイトの精神分析) →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。