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サニー先生今日はヴィゴツキーさんとピクニックしよう。ヴィゴツキーさんは、発達心理学(社会文化的アプローチ)の中で「発達の最近接領域(ZPD)」を唱えた人。とくちょうは——ひとりで達成できる水準と、援助があれば達成できる水準の間の領域。教育はこの領域に働きかけるときに最も効果的とされる。 ヴィゴツキーさん、よろしくお願いします!
ヴィゴツキーさんサニー先生、モヤン、よく来たね。ひとりでシートを広げるのは大変だったろう? 誰かに支えてもらえば、できることはぐんと増える——そこにこそ、成長の芽があるんだ。今日はその「のびしろの領域」の話をしよう。
ひとことでいうと
「ひとりでできること」と「助けがあればできること」の間に成長の芽がある、と考えた学者
まずは、ざっくり
「今ひとりでできること」と「先生や友だちに手伝ってもらえばできること」の間には、のびしろのゾーンがある——それが「発達の最近接領域」です。人は、人との関わりの中でこそ伸びる、と考えた学者さんです。
身近なたとえ
自転車の練習で、後ろを支えてもらえば乗れる状態が「最近接領域」です。支え(足場)があるうちに練習して、できるようになったら支えをそっと外す。教える側の関わり方の理論でもあります。
おもな理論・キーワード
- 発達の最近接領域(ZPD)
- ひとりで達成できる水準と、援助があれば達成できる水準の間の領域。教育はこの領域に働きかけるときに最も効果的とされる。
- 足場かけ(スキャフォールディング)
- 学ぶ人が自力でできるようになるまで、一時的に支援を与え、徐々に外していく関わり方。ZPDの考えから発展した概念。
- 言語と思考(内言)
- 外に向かう言葉(外言)が、やがて頭の中で考えるための言葉(内言)になっていく。思考の発達は社会的な関わりから始まると考えた。
試験でのポイント
- 「発達の最近接領域(ZPD)」ときたらヴィゴツキー。定義(ひとりで/援助あり の間)まで正確に
- 足場かけ(スキャフォールディング)とセットで問われる
- ピアジェ(個人の構成)との対比:ヴィゴツキーは社会・文化・他者との関わりを重視
混同しやすい理論家
- ピアジェ
- 同時代の発達心理学者どうし。ピアジェ=自分で発見して伸びる、ヴィゴツキー=人との関わりの中で伸びる、という力点の違い。
覚えるためのエピソード
理論だけだと覚えにくいもの。人となりを知ると、ぐっと記憶に残ります。
- 37歳の若さで亡くなったが、その理論は後年に再評価され、「心理学のモーツァルト」と呼ばれた。
- ソビエトの心理学者で、著作が西側に紹介されたのは死後何十年も経ってから。教育界に大きな影響を与え続けている。
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🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「ヴィゴツキー」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
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