THEORIST 45

ピアジェ

Jean Piaget

☀️ 発達心理学(認知発達)

更新日: 2026年7月28日

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サニー先生今日はピアジェさんとピクニックしよう。ピアジェさんは、発達心理学(認知発達)の中で「認知発達の4段階」を唱えた人。とくちょうは——感覚運動期(0〜2歳ごろ)→前操作期(2〜7歳ごろ)→具体的操作期(7〜11歳ごろ)→形式的操作期(11歳ごろ〜)。順番が変わらないことがポイント。 ピアジェさん、よろしくお願いします!

ピアジェさんようこそ、サニー先生、モヤン。ふむ、興味深い……きみは今、どうやってこの世界を理解しているのかな? 子どもの「考える力」は、階段のように一段ずつ育つんだ。お弁当を食べながら、その4つの階段をのぼってみよう。

ひとことでいうと

子どもの考える力は4つの段階を追って育つ、と示した認知発達理論の巨人

まずは、ざっくり

子どもの「考える力」は、大人のミニチュア版ではなく、段階を追って質が変わっていく——と考えた学者さんです。触って確かめる時期から、頭の中だけで「もしも」を考えられる時期まで、4つの段階で説明しました。

身近なたとえ

ゲームのステージのようなものです。ステージ1(感覚運動期)では触って確かめ、ステージ2(前操作期)ではごっこ遊びができるようになり、ステージ3(具体的操作期)では目の前のことなら論理的に考えられ、ステージ4(形式的操作期)で「もしも」の抽象的な思考ができるようになります。

おもな理論・キーワード

認知発達の4段階
感覚運動期(0〜2歳ごろ)→前操作期(2〜7歳ごろ)→具体的操作期(7〜11歳ごろ)→形式的操作期(11歳ごろ〜)。順番が変わらないことがポイント。
シェマ
ものごとを理解するための「認識の枠組み」。経験を通じてシェマは増え、作りかえられていく。
同化と調節
新しい経験を今の枠組みに取り込むのが「同化」、枠組みのほうを作りかえるのが「調節」。この繰り返しで認知が発達する。

試験でのポイント

  • 4段階の名前と順番(感覚運動→前操作→具体的操作→形式的操作)。順番の入れ替えが定番のひっかけ
  • シェマ・同化・調節の用語の対応
  • エリクソン(心理社会的発達)・ハヴィガースト(発達課題)との「どの発達理論か」の区別

混同しやすい理論家

エリクソン
ピアジェ=考える力(認知)の発達4段階、エリクソン=心理社会的な発達8段階。「4段階の認知か、8段階の危機か」で区別。
ヴィゴツキー
ピアジェ=子どもが自分で世界を構成していく面を重視、ヴィゴツキー=他者との関わり(社会・文化)の中で発達する面を重視。

覚えるためのエピソード

理論だけだと覚えにくいもの。人となりを知ると、ぐっと記憶に残ります。

  • もともとは生物学の神童で、10歳のときに書いた観察論文が学術誌に載ったという逸話がある。
  • 自分の3人の子どもを丁寧に観察したことが、認知発達理論の土台になった。

もっと知る(写真・動画)

実際の写真や、くわしい経歴・解説動画は、下のリンクから。イラストと実際の顔を両方見ると覚えやすくなります。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「ピアジェ」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。