TERM 080 🌥️🌥️
作業同盟(ワーキング・アライアンス)
さぎょうどうめい
カウンセリング技法
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「作業同盟(ワーキング・アライアンス)」ってなあに?
サニー先生
「一緒に取り組む仲間」としての、相談者とカウンセラーの協力関係
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
カウンセラーと相談する人が、「なにを目指すか(目標)」「なにをするか(課題)」でお互いに納得して、信頼の絆で結ばれて、同じチームとして取り組む関係のことです。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
二人三脚のペアのようなもの。ゴール(目標)を同じ方向に決めて、足の結び方(課題のやり方)に納得して、転びそうなときは支え合う(絆)。この3つがそろうと、前へ進めます。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
作業同盟(ワーキング・アライアンス)は、ボーディンによって定式化された、相談者とカウンセラーの協力関係。①目標(ゴール)についての合意、②課題(取り組み方)についての合意、③情緒的な絆(ボンド)の3要素からなる。理論・技法の違いを超えて、カウンセリングの成果を左右する共通要因として重視される。ラポールが「土台となる信頼関係」なら、作業同盟は「共同作業の契約関係」という側面が強い。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 3要素「目標の合意・課題の合意・情緒的絆」の差し替え問題が定番。ボーディンという人名も覚えておこう。
- 「流派を超えてカウンセリングの成果を左右する共通要因」という位置づけの記述は○だよ。
似た言葉との違い
モヤン
「ラポール」と、なにがちがうの?
- ラポール
- ラポールは心が通い合う信頼関係そのもの。作業同盟は、その上に成り立つ「目標・課題・絆」の3要素の協力関係。試験では3要素の組み合わせが問われる。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
作業同盟の3要素は、目標についての合意・課題についての合意・情緒的な絆である。○か×か。
正解は ○ — ○。「もくひょう・かだい・きずな」の3点セット。1つを別の言葉に差し替えるひっかけに注意しましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「作業同盟(ワーキング・アライアンス)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
ラポール 相談者とカウンセラーの間にできる、安心できる信頼関係 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。