TERM 063 🌥️🌥️🌥️ 過去6回で6回出題

労働基準法

ろうどうきじゅんほう

制度・支援

更新日: 2026年10月2日

労働基準法とは? ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「労働基準法」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

労働時間や休日など、働くルールの「最低ライン」を決めた法律

まずは、ざっくり

働く人が無理をさせられないように、「1日8時間まで」「週に1回はお休み」など、働き方の最低限のルールを国が決めた法律です。会社はこのラインより悪い条件にしてはいけません。

身近なたとえ

ゲームの「きんし事項」が書かれたルールブックのよう。どんなチーム(会社)でも、このルールブックより不利なルールで遊ばせることはできません。

労働基準法の意味(試験で必要な正式な説明)

労働基準法は、労働条件の最低基準を定める法律。法定労働時間は原則1日8時間・週40時間、休憩は6時間超で45分以上・8時間超で1時間以上、休日は毎週少なくとも1回。時間外・休日労働には労使協定(36協定)の締結・届出が必要。年次有給休暇は雇入れから6か月継続勤務し全労働日の8割以上出勤で10日付与され、年10日以上付与される労働者には年5日の取得義務(使用者の時季指定義務)がある。解雇は少なくとも30日前の予告または解雇予告手当が必要。

試験で問われたポイント(2026年10月2日追記)
  • 賃金支払いの5原則:通貨で、直接労働者に、全額を、毎月1回以上、一定の期日に支払う(第24条)
  • 未成年者は独立して賃金を請求できる。親権者・後見人が代わって受け取ってはならない(第59条)
  • 産前休業:6週間(多胎妊娠は14週間)以内に出産予定の女性が「請求した場合」は就業させてはならない(第65条)
  • 産後休業:産後8週間は就業させてはならない。産後6週間を過ぎて本人が請求し、医師が認めた業務なら可(第65条)
  • 生理日の休暇:請求があれば就業させてはならない。有給か無給かは法律に定めがない(第68条)
  • 労働条件の明示義務として、就業場所と従事すべき業務に加えて、その「変更の範囲」を明示することが義務づけられている。
  • 年次有給休暇は、発生した日から2年間、行使することができる。
試験で問われたポイント(2026年10月9日追記)
  • 年次有給休暇を請求する権利の時効は2年。発生した日から2年間は使える(第30回で出題)
  • 年次有給休暇の利用目的を、使用者に伝える必要はない。自分の事業場の業務を止める目的で全員が一斉に休暇届を出して職場を離れることは、年次有給休暇の正当な行使にならない。所定労働時間が短い労働者にも与える(第30回で出題)

労働基準法は試験でこう出る

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 数字ひっかけの宝庫! 「1日8時間・週40時間」「年休は6か月+8割出勤で10日」「年5日の取得義務」「解雇予告30日」。数字を少し変えた選択肢に注意。
  • 36協定(時間外労働に必要な労使協定)の名前と役割も定番だよ。

労働基準法の覚え方

「働くルールの最低ライン」。原則は1日8時間・週40時間。基準を下回る契約はその部分が無効になり、法の基準に置き換わる、とセットで覚えよう。

ここで間違えやすい

労働基準法は「最低基準」なので、これを上回る条件はもちろん有効。また、罰則や監督(労働基準監督署)がある公法である点が、民事のルールを定める「労働契約法」との違いとして問われるよ。

労働基準法の1問1答(当サイトオリジナル)

出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 6 労働政策・労働関係法令・社会保障制度の知識 細目との対応表

Q1賃金は、原則として、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。○か×か。

Q2親権者は、未成年者の賃金を、本人に代わって受け取ることができる。○か×か。

Q36週間以内に出産する予定の女性は、本人が休業を請求しなくても、使用者は就業させてはならない。○か×か。

Q4使用者は、産後8週間を経過しない女性を就業させてはならないが、産後6週間を経過した女性が請求し、医師が支障がないと認めた業務に就かせることは差し支えない。○か×か。

Q5労働基準法は、生理日の休暇について、有給としなければならないと定めている。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「労働基準法」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

労働契約法 会社と働く人の「約束(契約)」のルールを定めた法律。無期転換ルールが有名

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。

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