TERM 008 🌥️🌥️🌥️
プランド・ハップンスタンス
ぷらんど・はっぷんすたんす
キャリア理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「プランド・ハップンスタンス」ってなあに?
サニー先生
偶然の出来事を、計画的にキャリアのチャンスに変えるという考え方
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
「たまたま」を味方にする考え方です。たまたま読んだ本、たまたま話しかけられた人。そういう偶然は、待っているだけでは来ません。いろいろ試している人のところに、いい偶然はやってきます。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
公園に行かなければ、新しい友だちとの「偶然の出会い」は起きません。キャリアも同じで、勉強会に出る、人に会う、新しいことを試す——動いている人ほど「いい偶然」に出会いやすくなります。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
「ママ友に誘われてたまたま参加した講座が、キャリアコンサルタントを目指すきっかけになった」というのはまさにプランド・ハップンスタンス。偶然を活かす5つの姿勢(好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心)は、子どもの進路を見守るときの親の姿勢としても役立ちます。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
プランド・ハップンスタンス理論(計画された偶発性理論)は、クランボルツ(Krumboltz, J. D.)らが提唱した考え方。個人のキャリアの多くは予期しない偶然の出来事によって決定されるが、その偶然は個人の行動によって計画的に生み出し、活用できるとする。偶然をキャリアの機会に変えるためのスキルとして「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「冒険心(リスクテイキング)」の5つが挙げられる。クランボルツの社会的学習理論をベースにしている。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 偶然を生かす5つのスキル「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」の組み合わせ問題が超頻出。1つ差し替えに注意!
- 「偶然をただ待つ理論」ではなく「偶然を計画的につくり出し、生かす」理論。ここの言い回しでひっかけてくるよ。
- 人名はクランボルツ。社会的学習理論の流れの人だよ。
この言葉をもっと深める本
※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。
理論家との関係
モヤン
この言葉って、だれの理論なの?
- クランボルツ(John D. Krumboltz) — 「キャリアは偶然の出来事で決まっていい」と言った人
似た言葉との違い
モヤン
「キャリア・アダプタビリティ」と、なにがちがうの?
- キャリア・アダプタビリティ
- キャリア・アダプタビリティ(サビカス)は変化に適応する力の枠組み。プランド・ハップンスタンスは「偶然を意図的に活かす」ことに焦点を当てる。どちらも変化の時代のキャリア論だが提唱者が異なる。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
クランボルツの計画された偶発性理論では、偶然の出来事は避けるべきものとされている。○か×か。
正解は × — ×。偶然はキャリアの機会として積極的に活用すべきものとされ、5つのスキル(好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心)が挙げられています。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「プランド・ハップンスタンス」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
自己効力感 「自分ならこれをうまくやれそうだ」という見通しと自信 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。