TERM 026 🌥️🌥️

ナラティブ・アプローチ

ならてぃぶ・あぷろーち

カウンセリング理論

更新日: 2026年7月11日

ひとことでいうと

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

ねえサニー先生、「ナラティブ・アプローチ」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

人生を「物語」として捉え、語り直すことで新しい意味を見つけていく支援の考え方

小学生でもわかる説明

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

うーん…もうすこしやさしく教えて!

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

同じ出来事でも、お話のつくり方で意味が変わります。「転校ばかりでかわいそうな私」というお話を、「いろんな町に友だちがいる私」というお話に語り直せたら、同じ人生でも見え方が変わりますよね。

身近なたとえ

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

たとえば、どんな感じ?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

アルバムの写真は同じでも、キャプション(説明の言葉)を書き換えると別のアルバムになります。ナラティブ・アプローチは、本人が自分のキャプションを書き直すのを手伝う方法です。

子育て・仕事で考えると

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

暮らしの中でも役に立つ?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

「私は仕事を辞めてブランクがある」を「私は家庭で企画・調整・危機管理を回してきた」と語り直せると、履歴書も面接も変わります。キャリアの棚卸しはまさに語り直しの作業です。

試験で必要な正式な説明

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。

ナラティブ・アプローチとは、人は自らの経験を物語(ナラティブ)として意味づけて生きているという見方に立つ支援の総称。問題がしみ込んだ支配的な物語(ドミナント・ストーリー)を externalize(外在化)し、別の物語(オルタナティブ・ストーリー)を見出していく手法が知られる(ホワイトとエプストンのナラティブ・セラピー)。キャリア領域では、サビカスのキャリア構築理論・ライフデザインがナラティブの代表的アプローチとされる。

試験ではこう出るよ

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 「客観的な事実よりも、本人が語る物語(ストーリー)を重視する」という説明が出たらナラティブ。
  • サビカスのキャリア構築理論、ドミナント・ストーリーの書き換えなどの用語と一緒に出るよ。

この言葉をもっと深める本

  • 理論の原典

    サビカス キャリア・カウンセリング理論

    マーク・L・サビカス(福村出版)

    ☀️ キャリア構築理論を本人の言葉で。ナラティブ・アプローチの空気感が伝わる、論述対策にも効く1冊。

※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。

理論家との関係

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

この言葉って、だれの理論なの?

  • サビカス(Mark L. Savickas) — キャリアを「自分で語って作っていく物語」と考えた、21世紀のキャリア理論の代表格

似た言葉との違い

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

「キャリア構築理論」と、なにがちがうの?

キャリア構築理論
キャリア構築理論(サビカス)は、ナラティブの考え方をキャリア支援に体系化した理論。ナラティブ・アプローチはより広い呼び名。

1問1答(当サイトオリジナル)

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。

ナラティブ・アプローチでは、問題がしみ込んだ支配的な物語を「オルタナティブ・ストーリー」と呼ぶ。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「ナラティブ・アプローチ」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

キャリア・アダプタビリティ 変化の時代にキャリアを合わせていく力。関心・統制・好奇心・自信の4つで育てる

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。