TERM 040 🌥️🌥️
マズローの欲求階層説
まずろーのよっきゅうかいそうせつ
キャリア理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「マズローの欲求階層説」ってなあに?
サニー先生
人の欲求を5段階のピラミッドで表し、頂上を「自己実現」とした理論
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
おなかがすいてたまらないときに、発表会のことは考えられませんよね。人の「〜したい」には順番があって、下の階(食べる・安心する)が満たされると、上の階(認められたい・自分らしくなりたい)に登れる、という考え方です。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
5階建てのピラミッド: 1階=生理的欲求(食べる・寝る)、2階=安全、3階=所属と愛(仲間がほしい)、4階=承認(認められたい)、5階=自己実現(自分らしく生きたい)。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
睡眠不足の育児期に「自分らしさが見つからない」と焦らなくて大丈夫。まず1〜2階(寝る・安心)を整えるのが先、と整理できます。仕事のモチベーション論の土台としても頻出です。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
マズロー(Maslow, A. H.)は人間性心理学の立場から、人間の欲求を「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認の欲求」「自己実現の欲求」の5段階の階層で捉えた(欲求階層説)。低次の欲求がある程度満たされると、より高次の欲求が現れるとした。最高次の自己実現の欲求は、満たされてもさらに成長を求める成長欲求とされる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 5段階(生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現)の順番の並べ替えが定番。「下の欲求がある程度満たされると上へ」という流れも。
- 「自己実現欲求は欠乏欲求である」ときたら×。自己実現だけは成長欲求だよ。
似た言葉との違い
モヤン
「動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)」と、なにがちがうの?
- 動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)
- マズローは欲求の「階層」、ハーズバーグは満足要因と不満足要因の「2本立て」。どちらもモチベーション理論だが構造が違う。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
マズローの欲求階層説では、最も高次の欲求は「承認の欲求」であるとされる。○か×か。
正解は × — ×。最高次は「自己実現の欲求」。5段階の順番は正確に覚えましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「マズローの欲求階層説」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ) 仕事の「満足」と「不満足」は別々の原因から生まれる、という二要因理論 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。