TERM 152 🌥️🌥️

アドラー心理学(個人心理学)

あどらーしんりがく

カウンセリング理論

更新日: 2026年7月12日

ひとことでいうと

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

ねえサニー先生、「アドラー心理学(個人心理学)」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

「人の悩みはすべて対人関係の悩み」。目的論と勇気づけで知られるアドラーの心理学

小学生でもわかる説明

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

うーん…もうすこしやさしく教えて!

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

アドラーさんは「人は過去のせいで動くのではなく、目的に向かって動く」と考えました。「できないから、やらない」のではなく「やらないために、できない理由を使っている」ことがある、と。そして、人を変えるのは叱ることではなく「勇気づけ」だと言いました。

身近なたとえ

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

たとえば、どんな感じ?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

「お腹が痛いから学校を休む」を、原因(お腹)からではなく目的(今日は行きたくない気持ち)から見てみる——見え方が変わります。責めるためではなく、本当の願いを見つけるためのメガネです。

試験で必要な正式な説明

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。

アドラーの個人心理学は、人間を分割できない全体(個人)としてとらえ、行動を原因論ではなく目的論で理解する。主要概念に、劣等感とその補償(優越への努力)、ライフスタイル(その人特有の思考・行動様式)、共同体感覚(他者への関心・貢献の感覚。精神的健康の指標)、勇気づけがある。フロイトの精神分析から分かれた初期の人物で、課題の分離などの考え方は現代の自己啓発にも影響を与えた。カウンセリングでは対等な協力関係と勇気づけを重視する。

試験ではこう出るよ

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 目的論(原因論ではない)・共同体感覚・勇気づけ・劣等感の補償が4大キーワード
  • フロイト(原因論・無意識)との対比で出題される
  • 共同体感覚は精神的健康の指標、という位置づけも押さえる

この言葉をもっと深める本

  • 読みものとして

    嫌われる勇気

    岸見一郎・古賀史健(ダイヤモンド社)

    ☀️ アドラー心理学を対話形式で。目的論・課題の分離・共同体感覚が物語で腹落ちする大ベストセラー。コラム好きの人にぴったり。

※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。

似た言葉との違い

モヤン(黄色い通学帽をかぶった雲の小学生) モヤン

「精神分析(フロイト)」と、なにがちがうの?

精神分析(フロイト)
フロイトは過去の原因(原因論)と無意識、アドラーは未来の目的(目的論)と共同体感覚。同じ源流から分かれた対照的な立場として出題される。

1問1答(当サイトオリジナル)

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。

アドラー心理学では、人間の行動を過去の原因からではなく、目的論の立場から理解しようとする。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「アドラー心理学(個人心理学)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

精神分析 心の奥の「無意識」が行動に影響していると考えるフロイトの理論

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。