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サニー先生今日はボウルビィさんとピクニックしよう。ボウルビィさんは、発達心理学(愛着理論)の中で「アタッチメント(愛着)」を唱えた人。とくちょうは——乳幼児期に特定の養育者との間に形成される情緒的な絆。危機を感じたときに、その人へのくっつき(接近)によって安心を回復するしくみ。 ボウルビィさん、よろしくお願いします!
ボウルビィさんやあ、サニー先生、モヤン。ここは安心できる場所だね。……そう、その「安心」こそが今日の主役だよ。人は、帰れる港があるからこそ遠くまで冒険できる。お弁当を食べながら、きみの「安全基地」の話をしよう。
ひとことでいうと
「特定の人との情緒的な絆(愛着)」が心の土台になる、と示した愛着理論の生みの親
まずは、ざっくり
赤ちゃんは、お世話をしてくれる特定の人(お母さんなど)との間に「アタッチメント(愛着)」という特別な絆をつくります。この絆が「安全基地」になって、そこから安心して外の世界を探検できるようになる——と考えた学者さんです。
身近なたとえ
港と船の関係です。船(子ども)は港(養育者)があるから、安心して沖へ冒険に出られます。嵐が来たら港に戻って充電し、またこぎ出す。この「戻れる場所」が愛着です。
おもな理論・キーワード
- アタッチメント(愛着)
- 乳幼児期に特定の養育者との間に形成される情緒的な絆。危機を感じたときに、その人へのくっつき(接近)によって安心を回復するしくみ。
- 安全基地
- 養育者が「困ったら戻れる港」として機能すること。安全基地があるからこそ、子どもは安心して探索行動ができる。
- 内的ワーキングモデル
- 愛着の経験から作られる「自分と他者についての心のひな型」。その後の対人関係の持ち方に影響するとされる。
試験でのポイント
- 「愛着(アタッチメント)」「安全基地」「内的ワーキングモデル」のキーワードでボウルビィ
- エインズワース(ストレンジ・シチュエーション法で愛着のタイプを分類)との関連・区別
- 愛着は乳幼児期だけの話ではなく、生涯にわたる対人関係の土台として問われることがある
混同しやすい理論家
- エリクソン
- どちらも「人生早期の経験を重視」するが、ボウルビィ=養育者との絆(愛着)、エリクソン=各時期の心理社会的危機(基本的信頼など8段階)。
覚えるためのエピソード
理論だけだと覚えにくいもの。人となりを知ると、ぐっと記憶に残ります。
- 第二次世界大戦後、WHOの依頼で戦争孤児・施設児の研究を行い、「母性的な養育の剥奪(マターナル・デプリベーション)」が発達に与える影響を報告した。
- 共同研究者のエインズワースは、ボウルビィの理論を「ストレンジ・シチュエーション法」という実験で検証し、愛着のタイプ(安定型・回避型・アンビバレント型)を分類した。
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