トランジション理論(ブリッジス)とは? ひとことでいうと
ねえサニー先生、「トランジション理論(ブリッジス)」ってなあに?
転機は「終わり」から始まり、「中立圏」を経て「始まり」で終わるという理論
トランジション理論(ブリッジス)を図でイメージする
終焉 → 中立圏(ニュートラルゾーン) → 開始。転機は「終わり」から始まる
出典: ブリッジス(W. Bridges)のトランジション理論を基に当サイト作成(イメージ図)
まずは、ざっくり
ブリッジスさんは、人生の変わり目は「①なにかが終わる→②どっちつかずのモヤモヤ期間→③新しいことが始まる」の順に進むと考えました。「始まり」からではなく「終わり」から始まるのがポイントです。
身近なたとえ
引っ越しに似ています。まず古い家とお別れして(終わり)、段ボールだらけで落ち着かない日々があって(中立圏)、やっと新しい家が「わが家」になる(始まり)。真ん中のモヤモヤ期間も、大事な準備の時間です。
子育て・仕事で考えると
退職・育休明け・転勤など、環境が変わった直後に気持ちがついていかないのは自然なこと。「いまは中立圏(ニュートラルゾーン)なんだ」とわかるだけで、あせりが少し軽くなります。
トランジション理論(ブリッジス)は試験でこう出る
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 3段階の順番「終焉→中立圏→開始」。「始まりから始まる」と入れ替えるひっかけが超定番だよ。
- 「チェンジ(外的な変化)とトランジション(内的なプロセス)を区別した」という記述は○。
この言葉をもっと深める本
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理論の原典
トランジション ― 人生の転機を活かすために
ウィリアム・ブリッジス(パンローリング)
☀️ 「終わり→中立圏→始まり」の原典。転機のまっただ中にいる人が読むと、自分の今地点に名前がついて、ふっと楽になる本。
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※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。
トランジション理論(ブリッジス)と似た言葉との違い
- シュロスバーグの転機(4S)
- シュロスバーグは転機を「乗り切るための資源(4S)の点検」という視点で扱う。ブリッジスは転機の「心理的な3段階のプロセス」を説明する。どちらも転機の理論なので混同注意。
トランジション理論(ブリッジス)の1問1答(当サイトオリジナル)
出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 10 人生の転機の知識 細目との対応表 ▶︎
Q1シュロスバーグは、転機を理解するための構造を、「転機へのアプローチ」「対処のための資源を活用する」「転機に対処する」の3つの部分で示した。○か×か。
正解は ○ — 第32回で出題されました。対処のための資源が、状況・自己・支援・戦略の4つのSです。
Q2ブリッジスのトランジションは「開始→中立圏→終焉」の順で進むとされる。○か×か。
正解は × — 正しくは「終焉→中立圏→開始」。順番を入れ替えるひっかけが定番です。「終わりから始まる」と覚えましょう。
Q3ブリッジスは、外的な出来事の変化(チェンジ)と、内的な心理的プロセス(トランジション)を区別した。○か×か。
正解は ○ — チェンジは外側の変化、トランジションは内側の心理的なプロセスです。
Q4ブリッジスは、転機は「始まり」を受け入れることから始まるとした。○か×か。
正解は × — 転機は「終わり」を受け入れることから始まるとしました。順番は、終焉→中立圏→開始です。
Q5ブリッジスは、転機に対処するための資源として、4Sを示した。○か×か。
正解は × — 4Sはシュロスバーグです。ブリッジスは、転機の心理的な3段階のプロセスを説明しました。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「トランジション理論(ブリッジス)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
参考文献・参考サイト
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。
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