TERM 055 🌥️🌥️🌥️
トランジション理論(ブリッジス)
とらんじしょんりろん(ぶりっじす)
キャリア理論
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「トランジション理論(ブリッジス)」ってなあに?
サニー先生
転機は「終わり」から始まり、「中立圏」を経て「始まり」で終わるという理論
図でイメージする
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
ブリッジスさんは、人生の変わり目は「①なにかが終わる→②どっちつかずのモヤモヤ期間→③新しいことが始まる」の順に進むと考えました。「始まり」からではなく「終わり」から始まるのがポイントです。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
引っ越しに似ています。まず古い家とお別れして(終わり)、段ボールだらけで落ち着かない日々があって(中立圏)、やっと新しい家が「わが家」になる(始まり)。真ん中のモヤモヤ期間も、大事な準備の時間です。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
退職・育休明け・転勤など、環境が変わった直後に気持ちがついていかないのは自然なこと。「いまは中立圏(ニュートラルゾーン)なんだ」と分かるだけで、あせりが少し軽くなります。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
ブリッジス(Bridges, W.)は、トランジション(転機)を「終焉(なにかが終わる)→中立圏(ニュートラルゾーン)→開始(なにかが始まる)」の3段階で説明した。外的な出来事の変化(チェンジ)と、内的な心理的プロセス(トランジション)を区別し、転機は「終わり」を受け入れることから始まるとした点が特徴。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 3段階の順番「終焉→中立圏→開始」。「始まりから始まる」と入れ替えるひっかけが超定番だよ。
- 「チェンジ(外的な変化)とトランジション(内的なプロセス)を区別した」という記述は○。
この言葉をもっと深める本
※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。
理論家との関係
モヤン
この言葉って、だれの理論なの?
- ブリッジス(William Bridges) — 転機は「終わり」から始まる、と説いた人
似た言葉との違い
モヤン
「シュロスバーグの転機(4S)」と、なにがちがうの?
- シュロスバーグの転機(4S)
- シュロスバーグは転機を「乗り切るための資源(4S)の点検」という視点で扱う。ブリッジスは転機の「心理的な3段階のプロセス」を説明する。どちらも転機の理論なので混同注意。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
ブリッジスのトランジションは「開始→中立圏→終焉」の順で進むとされる。○か×か。
正解は × — ×。正しくは「終焉→中立圏→開始」。順番を入れ替えるひっかけが定番です。「終わりから始まる」と覚えましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「トランジション理論(ブリッジス)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
転機(トランジション) 人生の天気が変わる節目のこと。4つのS(状況・自分・支え・戦略)で点検して乗り切る →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。