TERM 056 🌥️🌥️
トランジション・サイクル(ニコルソン)
とらんじしょんさいくる(にこるそん)
キャリア理論
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「トランジション・サイクル(ニコルソン)」ってなあに?
サニー先生
転機は「準備→遭遇→適応→安定化」の4段階をくり返すという理論
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
ニコルソンさんは、新しい環境に入るとき、人は「①準備する→②実際に出会っておどろく→③少しずつ慣れる→④落ち着く」という4つの段階をぐるぐるくり返しながら成長していくと考えました。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
転校に似ています。転校前のドキドキ(準備)、初日のカルチャーショック(遭遇)、友だちができていく(適応)、クラスの一員になる(安定化)。そしてまた次の転機がやってきます。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
ニコルソン(Nicholson, N.)は、組織への参入や異動などのトランジションを「準備→遭遇→適応(順応)→安定化」の4段階のサイクルとして説明した。各段階は相互に影響し合い、あるサイクルの安定化は次のサイクルの準備につながる。それぞれの段階に特有の課題と落とし穴があるとされる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 4段階「準備→遭遇→適応→安定化」の順番と数(4つ)がポイント。ブリッジス(3段階)との混同ひっかけが出るよ。
- 「サイクル(循環)」という言葉どおり、安定化の次はまた次の転機の準備につながる、という記述は○。
似た言葉との違い
モヤン
「ブリッジスのトランジション理論」と、なにがちがうの?
- ブリッジスのトランジション理論
- ブリッジスは「終焉→中立圏→開始」という心の3段階。ニコルソンは「準備→遭遇→適応→安定化」という4段階のサイクル。段階の数と名前で区別できるようにしておくこと。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
ニコルソンのトランジション・サイクルは「準備→遭遇→適応→安定化」の4段階である。○か×か。
正解は ○ — ○。「じゅんび・そうぐう・てきおう・あんてい」とリズムで覚えましょう。ブリッジス(3段階)との混同ひっかけが頻出です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「トランジション・サイクル(ニコルソン)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
転機(トランジション) 人生の天気が変わる節目のこと。4つのS(状況・自分・支え・戦略)で点検して乗り切る →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。