就労条件総合調査とは? ひとことでいうと
労働時間・年休・賃金制度など「働く条件」を調べる厚労省の年次調査
まずは、ざっくり
国が毎年、会社に「お休みはどれくらい取れていますか?」「働く時間は?」と聞いて回る調査です。年次有給休暇(年休)がどれくらい使われているかは、この調査でわかります。
身近なたとえ
クラスの「生活アンケート」のようなもの。宿題の量や睡眠時間をアンケートで集めると学年全体の傾向が見えるように、この調査で日本の会社の「働く条件」の平均が見えます。
子育て・仕事で考えると
「日本の年休取得率は約6割」のようなニュースの出どころがこの調査です。求人票の「年間休日」を見るとき、世間の平均と比べる物差しになります。
就労条件総合調査と似た言葉との違い
ひと目でくらべる
| ことば | ひとことでいうと |
| 就労条件総合調査このページ | 労働時間・年休・賃金制度など「働く条件」を調べる厚労省の年次調査 |
| 賃金構造基本統計調査 | 「どんな人がどれくらいのお給料か」がわかる厚生労働省の調査 |
| 労働力調査 | 完全失業率がわかる、総務省が毎月行う調査 |
- 賃金構造基本統計調査
- 賃金の「額」(職種・年齢・性別ごとの賃金水準)を調べるのが賃金構造基本統計調査。労働時間・年休・賃金「制度」を調べるのが就労条件総合調査。
- 労働力調査
- 労働力調査(総務省)は就業・失業の状態を調べる毎月の調査。就労条件総合調査(厚労省)は企業の労働条件の年次調査。
就労条件総合調査の1問1答(当サイトオリジナル)
出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 5 労働市場の知識 細目との対応表 ▶︎
Q1年次有給休暇の取得率は、「就労条件総合調査」で公表されている。○か×か。
正解は ○ — 年休の付与日数・取得日数・取得率はこの調査の代表的な公表項目です。実施主体は厚生労働省。
Q2労働市場と統計に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
年休の付与日数・取得日数・取得率はこの調査の代表的な公表項目です。実施主体は厚生労働省。 ほかの3つは誤りです。・労働力調査は「総務省」です。省庁の入れ替えは統計問題の定番ひっかけ。「失業率=総務省、求人倍率=厚労省」と覚えましょう。 ・有効求人倍率は厚労省の一般職業紹介状況(ハローワークのデータ)から。労働力調査(総務省)から出るのは完全失業率です。この入れ替えが超定番。 ・それは労働力調査。就業構造基本調査は「5年ごと」「ふだんの就業状態」を調べます。調査名と頻度・内容の組み合わせ問題の定番です。
Q3就労条件総合調査は、厚生労働省が毎年実施している。○か×か。
正解は ○ — 民営企業の、労働時間制度、年次有給休暇、賃金制度、退職給付制度などを把握します。
Q4職種・年齢・性別ごとの賃金の「額」を調べるのは、就労条件総合調査である。○か×か。
正解は × — 賃金の「額」を調べるのは、賃金構造基本統計調査です。就労条件総合調査は、労働時間・年休・賃金の「制度」を調べます。
Q5就労条件総合調査は、総務省が毎月実施する、就業・失業の状態の調査である。○か×か。
正解は × — それは労働力調査です。就労条件総合調査は、厚生労働省が毎年行う、企業の労働条件の調査です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「就労条件総合調査」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
参考文献・参考サイト
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。
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