TERM 030 🌥️🌥️🌥️ 過去6回で2回出題

職業能力開発促進法

しょくぎょうのうりょくかいはつそくしんほう

制度・支援

更新日: 2026年10月2日

職業能力開発促進法とは? ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「職業能力開発促進法」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

キャリアコンサルタントという資格の「生まれ故郷」にあたる法律

まずは、ざっくり

キャリアコンサルタントという資格は、この法律の中で決められています。「働く人が力をつけていくのを、国も会社も応援しよう」という法律で、資格のルール(名前の使い方や秘密を守る義務)もここに書いてあります。

身近なたとえ

学校に校則があるように、資格には「もとになる法律」があります。キャリアコンサルタントの校則が書いてあるのが職業能力開発促進法。試験で「どの法律に基づく資格?」と聞かれたら、これが答えです。

子育て・仕事で考えると

「キャリアコンサルタントは国家資格」と言えるのは、この法律に登録制度が定められているから。守秘義務や信用失墜行為の禁止もここで決められていて、違反には罰則(守秘義務違反)もあります。

職業能力開発促進法の意味(試験で必要な正式な説明)

試験では、こう問われる「名称独占」と「業務独占」の入れ替えが定番です。キャリアコンサルタントは、名称独占の資格です。

職業能力開発促進法は、労働者の職業能力の開発・向上の促進を目的とする法律。キャリアコンサルタントは同法に規定される登録制の国家資格であり、キャリアコンサルタントでない者はその名称を用いてはならない(名称独占)。同法はキャリアコンサルティングを「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義する。守秘義務・信用失墜行為の禁止も規定され、守秘義務違反には罰則がある(条文の正確な文言はe-Gov法令検索で原文を確認)。

試験で問われたポイント(2026年10月2日追記)
  • × 「キャリアコンサルタントに必要な能力として、職業や労働市場に関する情報の収集・検索・活用を、相談者に代わって行うことができることが求められている。」(第31回で不適切とされた記述)
    ○ 「相談者に代わって」行うのではありません。求められているのは、情報の集め方・使い方について、相談者に助言することです。

職業能力開発促進法は試験でこう出る

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • キャリアコンサルタントの根拠法はこの法律。「キャリアコンサルティング」の定義(労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと)も条文どおり出るよ。
  • 「労働者は自ら職業能力の開発・向上に努める」「事業主はそれを支援」という役割分担の記述も頻出。

職業能力開発促進法と似た言葉との違い

名称独占と業務独占
キャリアコンサルタントは「名称独占」(資格がない人はその名前を名乗れない)。医師のように資格がなければ業務自体ができない「業務独占」ではない。この違いは頻出。

職業能力開発促進法の1問1答(当サイトオリジナル)

出題範囲(細目)Ⅰ キャリアコンサルティングの社会的意義 / 2 キャリアコンサルティングの役割 細目との対応表

Q1キャリアコンサルタントに必要な能力として、職業や労働市場に関する情報の収集・検索・活用を、相談者に代わって行うことができることが求められている。○か×か。

Q2キャリアコンサルタントは、職業能力開発促進法に基づく業務独占資格である。○か×か。

Q3職業能力開発促進法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

Q4職業能力開発促進法の定めに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

Q5キャリアコンサルタントの義務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

Q6キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいう。○か×か。

Q7キャリアコンサルタントでない者が、「キャリアコンサルタント」またはこれに紛らわしい名称を用いた場合、30万円以下の罰金に処せられる。○か×か。

Q8キャリアコンサルタントでない者が「キャリアコンサル」と名乗ることは、紛らわしい名称にはあたらず、認められている。○か×か。

Q9キャリアコンサルタント試験に合格すれば、キャリアコンサルタント名簿に登録していなくても、「キャリアコンサルタント」と名乗ることができる。○か×か。

Q10キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、3年ごとに更新を受ける必要がある。○か×か。

Q11キャリアコンサルタントの登録の更新には、知識講習を8時間以上、技能講習を30時間以上受ける必要がある。○か×か。

Q12キャリアコンサルタントの登録の更新に必要な講習は、知識講習が30時間以上、技能講習が8時間以上である。○か×か。

Q13キャリアコンサルティングの実務に従事した時間は、更新の技能講習の時間に、最大10時間まで算入できる。○か×か。

Q14技能検定キャリアコンサルティング職種の1級に合格した者は、その後の毎回の更新で、技能講習が免除される。○か×か。

Q15キャリアコンサルティングに関する3年以上の実務経験がある者は、養成講習を修了していなくても、キャリアコンサルタント試験を受験できる。○か×か。

Q16キャリアコンサルタント試験を行う登録試験機関は、キャリアコンサルティング協議会の1団体だけである。○か×か。

Q17技能検定キャリアコンサルティング職種の1級または2級の学科試験・実技試験に合格した者は、キャリアコンサルタント試験の学科試験・実技試験に、それぞれ合格したものとみなされる。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「職業能力開発促進法」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

セルフ・キャリアドック 会社が従業員に定期的なキャリアコンサルティング等を行う「キャリアの健康診断」のような仕組み

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。

試験対策マップにもどる

まだ養成講習を受けていない方へ:相談の実務経験がない場合、受験には養成講習の修了が必要です。 独学で取れる?受験資格の3ルート