TERM 076 🌥️🌥️🌥️

キャリアコンサルタントの倫理と義務

きゃりあこんさるたんとのりんりとぎむ

制度・支援

更新日: 2026年7月12日

ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「キャリアコンサルタントの倫理と義務」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

守秘義務・信用失墜行為の禁止など、資格者が必ず守るべきルール

まずは、ざっくり

キャリアコンサルタントは、相談で聞いた話をぜったいに他の人にもらしてはいけません(守秘義務)。また、資格の信用をきずつける行動も禁止です。このルールは、資格をやめたあともずっと続きます。

身近なたとえ

お医者さんの約束と同じ。診察室で話したことが外にもれない約束があるから、患者さんは安心して本当のことを話せます。信頼は、この約束の上に成り立っています。

試験で必要な正式な説明

職業能力開発促進法により、キャリアコンサルタントには守秘義務(違反には罰則あり。資格を失った後も継続)と信用失墜行為の禁止が課される。キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格であり、登録は5年ごとの更新制(知識講習・技能講習の受講が必要)。また、キャリアコンサルティング協議会の倫理綱領では、自己研鑽、任務の範囲の自覚(必要に応じたリファー)、多重関係の回避、相談者の利益優先などが定められている。

試験ではこう出るよ

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 「守秘義務は資格を失った後も続く(罰則あり)」「名称独占(業務独占ではない)」「登録は5年ごとの更新」の3点が最頻出。
  • 倫理綱領からは「任務の範囲の自覚(リファー)」「多重関係の回避」「相談者の利益優先」が出るよ。事例問題では『抱え込まない』が合言葉。
  • 「役割と意義」の問題は基本理念で選ぶ:キャリアコンサルティングは『個の尊重』を背景に、一人ひとりが独自でユニークな存在だという人間観に立つ。この王道の記述はまず適切だよ。
  • ひっかけの型3つ:①組織内キャリコンで「個人の立場だけが最重要」→×(個人と組織の双方に働きかける) ②「復職支援は別の専門家の仕事」→×(医療等と連携しながらキャリコンも担う) ③「多様性は文化を除く」など何かを除外する表現→×(文化も含めた多様性を尊重)。『〜だけ』『〜を除く』『別の専門家に任せる』は疑ってかかろう。
  • 定義問題は3層で判定:①法律の定義(職業能力開発促進法:『労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと』)はそのまま○ ②『働き甲斐・生き甲斐まで含む』『仕事にはボランティア・地域活動も含む』という広い理解も○ ③『問題の解決を専門的に支援する活動』のように問題解決に限定する表現は×(キャリア形成全体の支援であり、解決の主体は相談者自身)。

似た言葉との違い

リファー
リファーは、自分の専門範囲を超える相談(病気の治療が必要な場合など)を適切な専門家・機関へつなぐこと。「任務の範囲の自覚」という倫理を実践する行動がリファー。抱え込みは倫理違反につながる。

1問1答(当サイトオリジナル)

キャリアコンサルタントの守秘義務は、キャリアコンサルタントでなくなった後は課されない。○か×か。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「キャリアコンサルタントの倫理と義務」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

🥾 つぎに読むなら

リファー 自分の専門や力量を超える相談を、適切な専門家・専門機関へ紹介してつなぐこと

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。