TERM 058 🌥️🌥️🌥️
連続的意思決定プロセス(ジェラット)
れんぞくてきいしけっていぷろせす
キャリア理論
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「連続的意思決定プロセス(ジェラット)」ってなあに?
サニー先生
進路の決定は「予測→価値づけ→決定」を何度もくり返して進むという理論
図でイメージする
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
ジェラットさんは、進路を決めるとき、人は「①どうなりそうか予想する→②自分にとってどれが大事か考える→③決める」という3つのステップを、何度もくり返しながら少しずつ決めていくと考えました。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
旅行の計画づくりに似ています。「海なら泳げそう、山なら涼しそう(予想)」「今年は涼しさが大事(価値)」「よし山にしよう(決定)」。1回で決めず、調べてはまた考え直します。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
ジェラット(Gelatt, H. B.)は前期の理論で、意思決定を予測システム(選択肢の結果を予測)・価値システム(結果の望ましさを評価)・決定システム(基準に照らして選択)の3段階からなる連続的プロセスとした。探索的決定をくり返して最終的決定に至る。後年は不確実な時代に対応した「肯定的不確実性」を提唱し、直観や柔軟さも重視する立場に発展した。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 3つのシステム「予測・価値・決定」の組み合わせが出るよ。「よそく・かち・けってい」とリズムで暗記。
- 前期(合理的な意思決定モデル)と後期(肯定的不確実性)、どちらの話をしているか読み分けさせる問題が定番。
理論家との関係
モヤン
この言葉って、だれの理論なの?
- ジェラット(H. B. Gelatt) — 「決め方」を研究し、後年「わからない未来を前向きに」と説いた人
似た言葉との違い
モヤン
「肯定的不確実性」と、なにがちがうの?
- 肯定的不確実性
- 連続的意思決定プロセスは「前期ジェラット」の合理的な意思決定モデル。肯定的不確実性は「後期ジェラット」が提唱した、不確実さを前向きに受け入れる考え方。同じ人の前期・後期として整理して覚える。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
ジェラットの意思決定プロセスの3つのシステムは、予測システム・価値システム・決定システムである。○か×か。
正解は ○ — ○。「よそく・かち・けってい」の3点セット。前期ジェラットと後期(肯定的不確実性)の対比も頻出です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「連続的意思決定プロセス(ジェラット)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
積極的不確実性 「先が読めないこと」を不安がらず、前向きに受け入れて決めていこうという考え方 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。