TERM 039 🌥️🌥️
森田療法・内観療法
もりたりょうほう・ないかんりょうほう
カウンセリング理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「森田療法・内観療法」ってなあに?
サニー先生
日本で生まれた2つの心理療法。「あるがまま」の森田と、「3つの問い」の内観
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
森田療法は「不安をなくそうとがんばるほど不安になる。不安はあるがままにして、やるべきことをやろう」という考え方。内観療法は「してもらったこと・して返したこと・迷惑をかけたこと」を静かに思い出す方法です。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
森田療法は、雨の日に「雨をやませよう」とせず、雨のなか傘をさして出かける発想。内観療法は、家族との思い出のアルバムを3つの質問でゆっくり見直す時間のようなものです。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
「緊張してはいけない」と思うほど緊張する経験は誰にでもあります。「緊張はあるがまま、やることをやる」は面接試験の心構えにも使えます。学科では「日本生まれ」「創始者名」がポイント。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
森田療法は森田正馬(もりたまさたけ)が創始した日本独自の心理療法。不安や症状を排除しようとせず「あるがまま」に受け入れ、必要な行動を実践することを重視する(神経症の治療から発展)。内観療法は吉本伊信(よしもといしん)が創始し、身近な人に対して「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3項目を系統的に想起する(集中内観など)。どちらも日本で生まれた心理療法として出題される。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 森田療法=「あるがまま」「絶対臥褥」。内観療法=「してもらったこと・して返したこと・迷惑をかけたこと」の3つの問い。日本生まれの2つの療法はセットで出るよ。
- 森田正馬と吉本伊信、人名と療法の入れ替えひっかけに注意。
似た言葉との違い
モヤン
「ゲシュタルト療法」と、なにがちがうの?
- ゲシュタルト療法
- 「今の体験を大切にする」点は似ているが、森田・内観は日本生まれ、ゲシュタルトは欧米生まれ。創始者(森田正馬・吉本伊信・パールズ)の対応で覚える。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
内観療法の3項目は「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」である。○か×か。
正解は ○ — ○。吉本伊信が創始。森田療法(森田正馬・あるがまま)とセットで覚えましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「森田療法・内観療法」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
ゲシュタルト療法(パールズ) 過去の分析より「今ここ」での気づきを大切にする心理療法。空の椅子の技法が有名 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。