TERM 062 🌥️🌥️🌥️
構成的グループエンカウンター
こうせいてきぐるーぷえんかうんたー
カウンセリング理論
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「構成的グループエンカウンター」ってなあに?
サニー先生
課題(エクササイズ)と分かち合いで心のふれあいを育てる、國分康孝の集団アプローチ
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
みんなで決められた課題(ゲームのようなエクササイズ)をやって、そのあと感じたことを話し合う(シェアリング)活動です。リーダーが進行してくれるので、安心して本音のふれあいを体験できます。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
レクリエーション付きの帰りの会のよう。ただ自由におしゃべりするのではなく、先生が用意した活動をして、そのあと「やってみてどう感じた?」を分かち合うから、ふだん言えない気持ちも話しやすくなります。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
構成的グループエンカウンター(SGE)は、國分康孝が開発した集団アプローチ。リーダーがエクササイズ(課題)を設定し、実施後にシェアリング(分かち合い)を行うことで、参加者の自己理解・他者理解・自己受容などを促進する。枠(構成)があることで心的外傷のリスクを抑えられるとされ、非構成的な(自由な)ベーシック・エンカウンター・グループ(ロジャーズ)と対比される。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 「エクササイズ+シェアリング」「國分康孝」のセットで覚えてね。ロジャーズ(ベーシック・非構成)との入れ替えが最頻出ひっかけ。
- 「構成(枠)があることで安心して参加できる」という趣旨の記述は○だよ。
理論家との関係
モヤン
この言葉って、だれの理論なの?
- 國分康孝(Yasutaka Kokubu) — 面接の流れを「コーヒーカップ」の形で表し、日本のカウンセリングを育てた人
- ロジャーズ(Carl R. Rogers) — 「答えは相談者の中にある」と考え、聴くことを大切にした人
似た言葉との違い
モヤン
「ベーシック・エンカウンター・グループ」と、なにがちがうの?
- ベーシック・エンカウンター・グループ
- ベーシック(ロジャーズ)は課題を決めない自由な話し合いが中心の「非構成的」グループ。構成的グループエンカウンター(國分康孝)はエクササイズという枠を用意する。「構成の有無×人名」の組み合わせが試験のポイント。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
構成的グループエンカウンターは、ロジャーズが開発した非構成的な集団アプローチである。○か×か。
正解は × — ×。構成的グループエンカウンターは國分康孝。ロジャーズはベーシック・エンカウンター・グループ。人名の入れ替えひっかけの超定番です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「構成的グループエンカウンター」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
グループアプローチ 1対1ではなく、グループの力を使って気づきや成長を促す支援方法 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。