TERM 164 🌥️🌥️ 過去6回で1回出題

家族療法

かぞくりょうほう

カウンセリング理論

更新日: 2026年10月2日

家族療法とは? ひとことでいうと

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

ねえサニー先生、「家族療法」ってなあに?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽) サニー先生

問題を「その人のせい」でなく「家族というシステム全体」から考える療法

まずは、ざっくり

だれか1人を「問題の人」と決めつけずに、家族全体を1つのチーム(システム)として見て、チームのやりとりのパターンを変えていく方法です。

身近なたとえ

モビール(つるすかざり)のイメージ。1つの飾りだけ動かしても、糸でつながった全体がゆれます。家族もつながっているので、1人を直すのではなく、全体のバランスを整えます。

子育て・仕事で考えると

「子どもが学校に行きたがらない」とき、子どもだけを変えようとせず、家族の会話のパターンや役割分担ごと見直す——そんな考え方の土台になっています。

家族療法の意味(試験で必要な正式な説明)

家族療法は、個人ではなく家族を1つのシステムと捉えるシステムズ・アプローチに基づく心理療法。症状を示す人をIP(Identified Patient=患者とみなされた人)と呼び、問題はIP個人ではなくシステムの相互作用に現れたものと考える。原因→結果の直線的因果律ではなく、互いが影響し合う円環的因果律で理解する点が特徴。

試験で問われたポイント(2026年10月2日追記)
  • ダブルバインド:言葉のメッセージと、矛盾する非言語のメッセージを同時に受けて混乱する状況
  • ジェノグラム:家族の樹形図。家族の歴史やシステムとしての家族を理解するためのツール
  • リフレーミング:ものごとを見る枠組みを変えて、意味づけをし直すこと。「褒める・ねぎらう」ではない(第32回で出題)

家族療法は試験でこう出る

モヤン(黄色い帽子をかぶった雲。学び直し中の相棒) モヤン

これって、試験ではどんなふうに出るの?

サニー先生(丸眼鏡のレモンイエローの太陽)

サニー先生

☀️ サニー先生の試験アドバイス

  • 円環的因果律(直線的因果律ではない)とIPが2大キーワード
  • 問題を個人でなくシステム(相互作用)に見立てる、という視点の転換が問われる
  • 解決志向アプローチやナラティブが家族療法の流れから生まれた、という系譜も出る

家族療法と似た言葉との違い

ひと目でくらべる

ことばひとことでいうと
家族療法このページ問題を「その人のせい」でなく「家族というシステム全体」から考える療法
解決志向アプローチ原因探しではなく「うまくいっている時」に注目して解決をつくるアプローチ
解決志向アプローチ
家族療法(システムズ・アプローチ)の流れから発展した短期療法のひとつが解決志向アプローチ。原因分析より解決の構築に焦点を当てる。

家族療法の1問1答(当サイトオリジナル)

出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 2 カウンセリングに関する理論 細目との対応表

Q1ダブルバインドとは、言葉によるメッセージと、それと矛盾する非言語的なメッセージを同時に与えられ、混乱する状況に置かれることをいう。○か×か。

Q2ジェノグラムとは家族の樹形図のことで、今の家族、家族の歴史、システムとしての家族を理解するのに役立つ。○か×か。

Q3リフレーミングとは、クライエントを褒めたり、ねぎらったりすることをいう。○か×か。

Q4家族療法では、症状を示す人(IP)個人の内面に問題の原因があると考える。○か×か。

Q5キャリア理論・カウンセリング理論に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

🌈 過去問で確認する

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「家族療法」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。

※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。

参考文献・参考サイト

※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。

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