動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)とは? ひとことでいうと
ねえサニー先生、「動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)」ってなあに?
仕事の「満足」と「不満足」は別々の原因から生まれる、という二要因理論
まずは、ざっくり
お給料が上がると不満は減るけど、それだけで仕事が大好きにはならない——不思議ですよね。「不満をなくすもの(衛生要因)」と「やる気を生むもの(動機づけ要因)」は別もの、というのがこの理論です。
身近なたとえ
衛生要因はおうちの水道や電気。止まると大問題だけど、通っていても特別うれしくはない。動機づけ要因は誕生日のサプライズ。なくても生きていけるけど、あると心が燃えます。
子育て・仕事で考えると
「時給は悪くないのにやる気が出ない」の正体はこれかもしれません。不満つぶし(衛生)だけでなく、達成感や承認(動機づけ)がある仕事かを見る、という職場選びの視点になります。
動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)は試験でこう出る
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 動機づけ要因(達成・承認・仕事そのもの)と衛生要因(給与・作業条件・対人関係)の分類問題が超頻出。「給与は動機づけ要因」ときたら×が定番。
- 「衛生要因を改善しても不満が減るだけで、満足は生まれない」という非対称性がポイントだよ。
動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)と似た言葉との違い
ひと目でくらべる
| ことば | ひとことでいうと |
| 動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)このページ | 仕事の「満足」と「不満足」は別々の原因から生まれる、という二要因理論 |
| マズローの欲求階層説 | 人の欲求を5段階のピラミッドで表し、頂上を「自己実現」とした理論 |
- マズローの欲求階層説
- マズローは人間一般の欲求の階層、ハーズバーグは職務における満足・不満足の要因分析。試験では両者の対応関係(衛生要因≒低次欲求)も問われる。
動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)の1問1答(当サイトオリジナル)
出題範囲(細目)Ⅱ キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 / 1 キャリアに関する理論 細目との対応表 ▶︎
Q1ハーズバーグの二要因理論では、給与や作業条件は「動機づけ要因」に分類される。○か×か。
正解は × — 給与・作業条件・対人関係などは「衛生要因」。達成・承認・責任などが「動機づけ要因」です。
Q2キャリア理論・カウンセリング理論に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
給与・作業条件・対人関係などは「衛生要因」。達成・承認・責任などが「動機づけ要因」です。
Q3ハーズバーグの理論では、達成・承認・仕事そのもの・責任は、「動機づけ要因」にあたる。○か×か。
正解は ○ — 職務満足をもたらす要因です。給与・対人関係・作業条件などは「衛生要因」にあたります。
Q4ハーズバーグは、衛生要因を改善すれば、職務満足が高まるとした。○か×か。
正解は × — 衛生要因を改善しても、不満足が減るだけです。満足を高めるには、動機づけ要因が必要とされます。
Q5ハーズバーグは、職務満足をもたらす要因と、職務不満足をもたらす要因は、同じ要因の両端であると考えた。○か×か。
正解は × — 満足をもたらす要因と、不満足をもたらす要因は、別のものであるとしました(二要因理論)。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
参考文献・参考サイト
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。
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