TERM 041 🌥️🌥️
動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)
どうきづけ・えいせいりろん(はーずばーぐ)
キャリア理論
更新日: 2026年7月11日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)」ってなあに?
サニー先生
仕事の「満足」と「不満足」は別々の原因から生まれる、という二要因理論
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
お給料が上がると不満は減るけど、それだけで仕事が大好きにはならない——不思議ですよね。「不満をなくすもの(衛生要因)」と「やる気を生むもの(動機づけ要因)」は別もの、というのがこの理論です。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
衛生要因はおうちの水道や電気。止まると大問題だけど、通っていても特別うれしくはない。動機づけ要因は誕生日のサプライズ。なくても生きていけるけど、あると心が燃えます。
子育て・仕事で考えると
モヤン
暮らしの中でも役に立つ?
サニー先生
「時給は悪くないのにやる気が出ない」の正体はこれかもしれません。不満つぶし(衛生)だけでなく、達成感や承認(動機づけ)がある仕事かを見る、という職場選びの視点になります。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
ハーズバーグ(Herzberg, F.)の動機づけ・衛生理論(二要因理論)は、職務満足をもたらす要因(動機づけ要因:達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進など)と、職務不満足をもたらす要因(衛生要因:会社の方針と管理、監督、給与、対人関係、作業条件など)は別のものであるとする理論。衛生要因を改善しても不満足が減るだけで、満足を高めるには動機づけ要因が必要とされる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 動機づけ要因(達成・承認・仕事そのもの)と衛生要因(給与・作業条件・対人関係)の分類問題が超頻出。「給与は動機づけ要因」ときたら×が定番。
- 「衛生要因を改善しても不満が減るだけで、満足は生まれない」という非対称性がポイントだよ。
似た言葉との違い
モヤン
「マズローの欲求階層説」と、なにがちがうの?
- マズローの欲求階層説
- マズローは人間一般の欲求の階層、ハーズバーグは職務における満足・不満足の要因分析。試験では両者の対応関係(衛生要因≒低次欲求)も問われる。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
ハーズバーグの二要因理論では、給与や作業条件は「動機づけ要因」に分類される。○か×か。
正解は × — ×。給与・作業条件・対人関係などは「衛生要因」。達成・承認・責任などが「動機づけ要因」です。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「動機づけ・衛生理論(ハーズバーグ)」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
マズローの欲求階層説 人の欲求を5段階のピラミッドで表し、頂上を「自己実現」とした理論 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。