TERM 053 🌥️🌥️🌥️
キャリア構築理論
きゃりあこうちくりろん
キャリア理論
更新日: 2026年7月12日
ひとことでいうと
モヤン
ねえサニー先生、「キャリア構築理論」ってなあに?
サニー先生
キャリアは「ある」ものではなく、自分の物語として「つくる」ものだという理論
小学生でもわかる説明
モヤン
うーん…もうすこしやさしく教えて!
サニー先生
サビカスさんが考えた理論です。キャリアは、だれかに用意してもらうものではなくて、自分の経験をつなげて「わたしの物語」として自分でつくっていくもの、という考え方です。
身近なたとえ
モヤン
たとえば、どんな感じ?
サニー先生
アルバムづくりに似ています。ばらばらの写真(経験)も、ならべて言葉を添えると「わたしの物語」になります。キャリアコンサルタントは、その物語づくりを手伝う編集者さんです。
試験で必要な正式な説明
サニー先生
ここからは先生モード。試験ではこう説明されるよ。ゆっくりでいいから読んでみてね。
キャリア構築理論(Career Construction Theory)は、サビカス(Savickas, M. L.)がスーパーの理論などを発展させて提唱した理論。個人はキャリアを構築する主体であるとし、①職業パーソナリティ(何が向いているか)、②キャリア・アダプタビリティ(どう対処するか)、③ライフテーマ(なぜ働くか)の3要素で説明する。面接手法としてキャリア・ストーリー・インタビューを用い、ナラティブ・アプローチの代表的理論とされる。
試験ではこう出るよ
モヤン
これって、試験ではどんなふうに出るの?
サニー先生
☀️ サニー先生の試験アドバイス
- 3要素「職業パーソナリティ(何が)・キャリアアダプタビリティ(どう)・ライフテーマ(なぜ)」の組み合わせ問題が頻出。
- 「キャリアは構築するもの」「キャリア・ストーリー・インタビュー」ときたらサビカス。スーパーの理論を現代に発展させた人、という文脈も出るよ。
この言葉をもっと深める本
※ 書籍は版が改まることがあります。リンク先で最新の版・発行年をご確認ください。
理論家との関係
モヤン
この言葉って、だれの理論なの?
- サビカス(Mark L. Savickas) — キャリアを「自分で語って作っていく物語」と考えた、21世紀のキャリア理論の代表格
似た言葉との違い
モヤン
「ナラティブ・アプローチ」と、なにがちがうの?
- ナラティブ・アプローチ
- ナラティブ・アプローチは「物語」を重視する支援の総称。キャリア構築理論はその代表格で、サビカスによる具体的な理論体系のこと。
1問1答(当サイトオリジナル)
サニー先生
それじゃあ、たしかめテスト!○か×か、選んでみてね。
サビカスのキャリア構築理論の3要素は、職業パーソナリティ・キャリア・アダプタビリティ・ライフテーマである。○か×か。
正解は ○ — ○。この3要素の組み合わせは学科試験の定番です。「何が・どう・なぜ」とセットで覚えましょう。
🌈 過去問で確認する
国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題は、2つの試験機関の公式サイトで公開されています(学科試験は両機関共通)。公式ページの過去問PDFで「キャリア構築理論」が出てくる問題を探して、実際の問われ方を確認してみましょう。
※過去問の本文は試験機関に著作権があるため、当サイトには転載していません。このページの○×問題は当サイトのオリジナルです。
🥾 つぎに読むなら
ナラティブ・アプローチ 人生を「物語」として捉え、語り直すことで新しい意味を見つけていく支援の考え方 →参考文献・参考サイト
- 木村周・下村英雄『キャリアコンサルティング 理論と実際』(雇用問題研究会)
- 渡辺三枝子 編著『新版 キャリアの心理学』(ナカニシヤ出版)
- 厚生労働省・キャリアコンサルティング協議会・JCDA の公式情報
※本ページは初心者向けにやさしい表現で説明しています。試験対策では、必ずお手持ちのテキスト・過去問・公式資料もあわせてご確認ください。