サニー先生、小学生モヤン、スーパーさんがお弁当を囲み、虹の図を見ている

きょうのお客さま

スーパーさんと
お弁当

キャリアって、仕事のことだけ?
おはなしを読む ⌄

心は天気。晴れの日も、雨の日も。

その空をじっと見つめ、よりそう。

今日は、モヤンの小さな雨から始まります。

このお話は、学説と史実にもとづく創作の会話です。
試験で使う正式な表現は、各用語の「試験のことば」で確認してね。

おべんとうの時間 1

お母さんのキャリアは、止まっているの?

スーパーさんやあ、モヤン。長い旅の途中に、ようこそ。さあ、お弁当を広げようか。
モヤンスーパーさん。うちのお母さんは、ぼくたちを育てるために仕事をしていない時期があるんだって。キャリアは止まっているの?
スーパーさん止まっていないよ。人にはね、働く人だけでなく、親、学ぶ人、地域の一員——いくつもの役割があるんだ。わたしはその広がりを と呼んでいる。
サニー先生むずかしく聞こえたら、こう考えてみて。お母さんはいま、「働く人」の色を少しおやすみして、「親」の色を大きくしているだけ、ということだね。
モヤンそっか……! 色がなくなったんじゃなくて、大きさが変わっただけなんだ!

気になる言葉を見つけたら、押してみよう。

おべんとうの時間 2

人生には、いくつもの色がある。

スーパーさんは、人生の時期と役割を で表しました。

全部の色を、いつも同じ大きさにしなくて大丈夫。子育ての時期に「家庭人」の色が大きくなるように、前へ出る役割は変わります。

子ども学ぶ人余暇を楽しむ人市民働く人家庭人

おべんとうの時間 3

人生は、長い巻き物。

モヤンじゃあ、大人になってからまた勉強するのは、へんじゃない? うちのお母さん、キャリアコンサルタントの勉強を始めたんだ。
スーパーさんすこしも、へんじゃないよ。人生は ——子どもの頃から年を重ねるまで続く、長い巻き物だからね。途中で立ち止まって、また探し直す。それはとても自然なことなんだ。
サニー先生実はね、スーパーさん自身も、自分の理論を何度も書き直した人なんだよ。「探し直すことの先生」でもあるんだね。
モヤン書き直していいんだ! ぼくのノートも、書き直しだらけだよ。
スーパーさんふふ。それは、いい勉強をしているしるしだよ。

おべんとうの時間 4

「わたしは、こんな人」も育っていく。

スーパーさん経験が増えると、「わたしはどんな人だろう」という見方も少しずつ変わる。それを というんだよ。わたしはね、職業を選ぶことは、この自己概念を実現していくことだと考えているんだ。
モヤンキャリアって、仕事の名前だけじゃないんだね。
サニー先生モヤンの雨に、少し晴れ間が見えてきたね。

おかわりの時間

スーパーさんの、おかわりばなし

スーパーさん(1910〜1994)は、たくさんの少年たちを20年以上も追いかけて、キャリアがどう育っていくかを調べ続けました(キャリア・パターン研究)。そして晩年になっても「キャリアの形は、これからも変わっていくかもしれない」と、自分の理論を書き直し続けたそうです。キャリアは生涯育ち続ける——理論そのものが、スーパーさんの生き方でした。

参考: 理論家解説記事(リカレント等)。研究の人数・年数などの数値は一次資料で最終確認のうえ更新予定。

お弁当のあとの遊び

ことばのタネを、ひろって帰ろう。

5問中、好きなところまでで大丈夫。分からなかった問題は、復習バスケットが預かります。

わたしの復習バスケット

雨のしずくも、持って帰ろう。

まだ問題は入っていません。

    バスケットの中身は、この端末の中だけに保存されます。

    きょうのお見送り

    スーパーさん人生の虹は、何度でも描き足せる。また、お弁当を食べにおいで。

    つぎの先生と、ランチする →
    お弁当のお話は、これからひとりずつ増えていくよ。