草原のピクニックで、モヤンとサニー先生が理論家とお弁当を囲んでいる

きょうのお客さま

クランボルツさんと
お弁当

計画どおりじゃなくて、いいの?
おはなしを読む ⌄

心は天気。晴れの日も、雨の日も。

その空をじっと見つめ、よりそう。

今日は、モヤンの「予定どおりにいかない」お話です。

このお話は、学説と史実にもとづく創作の会話です。
試験で使う正式な表現は、各用語の「試験のことば」で確認してね。

おべんとうの時間 1

予定どおりに、すすまない。

クランボルツさんおっと、いいところに来たね。ちょうどお弁当のおにぎりを落っことして、new べんとうプランを考えていたところさ。はっはっは。
モヤンわらいごとじゃないよ〜。ぼくなんて、夏休みの計画表が、もう3日目でくずれちゃったんだ。計画どおりにできないぼくは、だめなのかな。
クランボルツさんだめなもんか! いいかい、人のキャリアの8割は、予期しない偶然の出来事に影響されると言われているんだ。だからわたしは、偶然を計画的に味方につけようと考えた。 という考え方だよ。
サニー先生「計画がくずれた」は「新しい偶然が入ってくる余白ができた」でもある、ということだね。
モヤン偶然を、味方に……? 偶然って、待つしかないんじゃないの?

気になる言葉を見つけたら、押してみよう。

おべんとうの時間 2

偶然を呼びこむ、5つの力。

クランボルツさん待つだけじゃないんだ。偶然が起きやすくなる行動があってね。①好奇心②持続性③柔軟性④楽観性⑤冒険心——この5つの力を使う人のところに、いい偶然は集まってくる。
モヤンあ……ぼく、きのう初めて図書館の知らない棚を見にいったよ。それも好奇心?
クランボルツさん最高の好奇心だ! その棚で出会った1冊が、10年後のきみの仕事につながっているかもしれない。わたしはそういう話を、山ほど見てきたよ。
サニー先生だから「まだ決められない」も、わるいことじゃないんだよ。心を開いて待つことを、クランボルツさんはオープンマインドと呼んで大切にしたんだ。
モヤンそっか……! 計画がくずれた日も、宝さがしの日に変えられるんだ!

おかわりの時間

クランボルツさんの、おかわりばなし

クランボルツさん(1928〜2019)が心理学の道に入ったきっかけは、なんと「大学で専攻を決めるとき、テニスのコーチが心理学の先生だったから」だと本人が語っています。偶然の出会いが人生を決めた張本人が、偶然の理論を作った——自分の人生そのものが、いちばんの証拠だったんですね。

参考: 本人の講演等で知られる逸話。細部は一次資料で最終確認のうえ更新予定。

お弁当のあとの遊び

ことばのタネを、ひろって帰ろう。

5問中、好きなところまでで大丈夫。分からなかった問題は、復習バスケットが預かります。

わたしの復習バスケット

雨のしずくも、持って帰ろう。

まだ問題は入っていません。

    バスケットの中身は、この端末の中だけに保存されます。

    きょうのお見送り

    クランボルツさん計画どおりじゃない毎日を、楽しんでおいで。偶然は、ごちそうだよ。

    つぎの先生と、ランチする →
    お弁当のお話は、これからひとりずつ増えていくよ。